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3人の若手エンジニアが配信する 「ゆるふわPodcast」のロゴデザイン

こんにちは。最近色々とPodcastづいているsugiweと申します。

さて、このたび「ゆるふわPodcast」というPodcast番組のロゴデザインをさせていただきました。

ゆるふわPodcastは、北海道の高専卒の若手エンジニアであるMKさんふっくんさんとっしーさんの3人がゆるくお話ししているPodcastです。


きっかけ

きっかけになったのは4月にnoteも書いたfukabori.fmのロゴデザインです。

この時にfukabori.fmにも出演をさせていただきました。

今回ご依頼いただいたゆるふわPodcastのMCの皆さんが、この配信を何度も聞いてくださって、そしてsugiweにロゴ制作をご依頼いただきました。

📝 全く面識のない方からSNS経由でロゴデザインのご依頼をいただくというのが実は初めてで、めちゃくちゃ嬉しかったです!

ロゴをデザインしていく流れについては上の記事でも書いているので、今回はロゴ自体の詳しい説明やポイントに焦点をあてた記事を書きたいと思います。

ロゴとコンセプトの紹介

こちらが今回制作したロゴです。

アートボード 3@2x-100

コンセプト:スキマのあるPodcast
スッと入り込めるし、ちょっと席を外してもいい。会話に入ってもらっても構わない。良い意味でスキマ・余白がある、ゆるくて優しいPodcast。
ロゴを構成するすべての要素は「閉じた箇所」がなく、ゆるふわPodcastが誰でも気軽に聴くことができるPodcastであることを示しています。
また、爽やかなブルーによりこのPodcastの心地よい空気感が感じられ、右上の3本の曲線がアクセントになるとともに、開けた場所へ3人のゆるふわな会話が配信されることを表しています。

スキマとは

コンセプトタイトルにあるように、このロゴのポイントは「スキマ」です。

アートボード 3@2x-100

上の画像はヒアリングした内容から印象的なワードなどをピックアップしたものですが、
・親しみ、仲間感を持てる
・等身大の自分たちを伝える
・井戸端会議にリスナーも混ざっている感じ
・敷居の高いものではなく気軽なもの
といった「ゆるふわPodcast」の世界観を、「スキマのある文字」というコンセプトによって示しています。

📝 ひらがなのロゴは、実は自分にとってはハードルの高いものでした。
普通のフォントを使うと(意図に沿っていればもちろん問題ないのですが)ありきたりになってしまうし、突拍子も無い形状では必然性がありません。今回の「文字の一部をカットする」というのはよくある手法ではありますが、コンセプトと合致したことで一気にデザインが進んだように思います。

アイコンについて

結果的に今回のデザインにおけるもう1つのポイントにもなったように思うのですが、今回はTwitterのプロフィール画像などで小さく表示するためのアイコンも一緒にデザインしました。

アートボード 13@2x-100

昨今、スマートフォンのホーム画面を始めとして小さい正方形や丸の中にアイコンを配置して使うことは一般的となっています。

アートボード 14@2x-100

アイコン画像にするなら単純にロゴを縮小して使っても良いのですが、小さくても「ゆるふわPodcast」だとわかるような形にできないかと思い、このアイコンが生まれました。

ちなみにこちらのアイコン、提案時は右上の3つの丸が無い状態でした。

アートボード 15@2x-100

初めは左の形だったのですが、打ち合わせ中に「基本ロゴについている3色の要素をアイコンに盛り込めないか」とMKさんからコメントをもらい、skypeの打ち合わせ中にイラレの画面を画面共有しながらいくつかの形を経て最終的な形の方向性が見えてきました。

その瞬間はライブ感あふれる雰囲気で進めることができ、自分ふくめみんな気持ちを盛り上げることができたのではないかと思います。

📝 最終形状をあらかじめ用意・提案できなかった反省もありつつ、「一緒につくった」という感覚を得られました。デザインは自分1人でつくるものではなく、お客様とディスカッションしながらつくりあげていくという大切なことを再認識できた貴重な体験となりました。

完成

こうしてゆるふわPodcastのロゴが完成しました。

アートボード 17@2x-100
アートボード 2@2x-100
アートボード 16@2x-100

基本形のロゴはもちろん、アイコンにもゆるふわPodcastの個性を凝縮することができました。fukabori.fmに続いて自分でもとても愛着が湧くロゴになりましたし、ゆるふわPodcastの皆さんにも喜んでいただけて、とても楽しい案件でした。

MKさん、ふっくんさん、とっしーさん、どうもありがとうございました!

お知らせと募集

📝 お知らせ
今回のロゴ制作をキッカケに、ゆるふわPodcastに出演させていただくことになりました!fukabori.fmに続いてPodcastに呼んでいただけてありがたいです。収録とても楽しみです。またTwitterなどで告知します!

📝 募集
fukabori.fmのロゴデザインとPodcast出演からの縁で、今回ゆるふわPodcastのロゴをご依頼いただきました。とても嬉しかったです。
引き続き、ロゴデザインをご依頼いただける方を募集しておりますので、ちょっと話だけでもしてみようかなという方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。また、もっと他のPodcastにも出演してみたいので、出演ご依頼も大歓迎です。
ご連絡は、僕のtwitterのDM等へお願いします。


おまけ:他の案

初回提案では3つの案をご提案しました。この場を借りてご紹介します。

案1「3+nで広がるPodcast」

アートボード 18@2x-100

ヒアリングの時にたどり着いた「3ではなく3+α」というテーマを強く打ち出した案です。
丸いマークは、一番内側は3本、次は4本、一番外側は5本というように1本ずつ線が増えて構成されています。3人でやっているPodcastだけど3人に閉じない、広がりのあるPodcastであることを表しました。さらに、このマークの上部分には配信のアイコンが隠れています。
コンセプトとしてはとても気に入っていて、実はこの案をベースにしたものも最終候補に残っていたのですが、「ゆ」アイコンの誕生により案2に軍配が上がりました。

案2「スキマのあるPodcast」

アートボード 19@2x-100

最終的に決まったロゴの原型となるものです。
参考に、初回提案時とブラッシュアップ後の比較画像を掲載します。こうして比較するとディティールの印象が最終ブラッシュアップで結構変わったなと思います。(この時点では「ゆ」と「る」に「閉じた箇所」があった)

アートボード 22@2x-100
アートボード 23@2x-100

案3「ワイワイ仲間が増えるPodcast」

アートボード 20@2x-100

マイクのアイコンを人にも見立てて、ゆるふわPodcastの3人が集まって楽しく会話している様子を図案化した案です。カラーは、楽しさが伝わってくるような明るいオレンジ。なんとなく民族の文様のような印象もあり変化球っぽいかなと思いつつ、幅を持たせるためにご提案に入れました。

以上、ゆるふわPodcastのロゴデザインのお話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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