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売れる比率

20代の頃は雑貨や家具を海外から購入して販売してた。
ベトナムからはじまり、フィリピン、バリ島、フランス、モロッコへと色んな国に買付先は増えた。
パソコン一台持って、ふらふらと色んな国の市場を巡った。

アンティークは大好きな商材だった。
ただ手間がかかった。
その頃から、商品と販売効率を考えるようになりその比率も考えるようになった。

自分的には、売りたい商品と稼ぐ商品の割合は雑貨屋の場合、3:7という比率が売り場面積に最適だと思う。
もちろん、商売によりこれは違うし、単に稼ぎたかったら、7をいかに育てるかだと思う。

ただ、3がなければユニークさや、仕事の面白みを失う。大事なのはバランス。
3は会社の花形であり、看板。
思いっきり楽しむ。

バリ島の可愛い雑貨

7は粗利と、安定生産を考えた。
仕入れ値のブレを最低限に。

20代は500円の雑貨ひとつを真剣に考えて、扱う単価がだんだん家具へ、リフォームや店舗コーディネートへ、住宅へ、別荘へ、プロジェクトへ。
ここ20年で少しづつ雪だるまのように大きくなった。

私はいまだに土地にダブルベッドを置くことからはじめる。
どう過ごすか。
何人で過ごすか。
そんな事を想像して、土地を買う。

経験が無い20代の頃、お客様から
「才能を信じて、発注するから自分の糧にしなさい」
と言われた事を、いまだに思い出す。

自分も、部下や取引先の若手にチャンスを残してあげたいと思う。

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