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【中学受験記#1】娘の言葉が自信に満ち溢れたものに変わった日(Season2)

新しいことに取り組むとき、二の足を踏んだ末にやらなかったり、
「どうせ、できないし」
と言うことが多い娘。

おそらく、挑戦することは大切で、たとえ失敗しても価値があると頭ではわかっている。でも、「だって、いやなんだもん」と心が動かない。
チャレンジ精神を損なわぬよう声をかけてきても、性格的なものを変えるのは至難の技ということ。

そんな娘が、超絶前向きなことを言い出した。


娘史上初のビッグマウス

我が家はごほうびとかお小遣いとか、基本的にない。
ただ、いつからか四谷大塚の全国模試だけは、ランキング上位に入るとごほうびを設定することになっている。とはいえ、模試に向けて対策をするわけでもないので、「ごほうび」目当てに何かをするわけじゃない。
全力を出して、結果がよかったらラッキーくらいのもの。

県で5位以内、10位以内、30位以内、50位以内、100位以内と部門を分けて、旅行とかおやつとかニンテンドーSwitchのソフトとかを設定する。それ以上だったら、賞品ゲット。

今回も、ディズニーランド、マックでお昼、Nゲージとか決めていた。ただ、東京では初受験だから、都内順位のレベル感がよくわからない。福岡と同じ感覚でいけるのか? いや、受験者数的に無理かな、って思いながら。
今回の受験者数は、福岡約1300人、東京約8400人。

賞品は決めるものの、結果に対しては基本的に自信なさげな発言の多い娘が、今回は違っていた。受験前から、
「100点取ってやる!」
って。いきなりぶっとびすぎですが。今まで、そんなビッグマウスは聞いたことがありません。その気持ちだけで、ちょっと感動してしまった。
ちなみに、教科は算数、国語。両教科とも満点は150点なんだが・・・まあ、それはいい。

漫画の効用

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