見出し画像

記憶にございません

上の写真は、神戸のディープな場所にある’お饅頭屋’さん。
京都のお店のように並ぶことなくささっという感じで買えます。
柏餅、豆大福などを買ってみました。心がこもったお饅頭。
とてもおいしゅうございました。
また、行ってみよ〜っとという感じで、私の脳に’新しい記憶’として
記録しておきました。

最近、私のブログに登場する脳の一部の’扁桃体’がおまんじゅうの味覚を捉え、
記録係の’海馬’がこのおまんじゅうはええと思うよ〜と一押し、
その答えを瞬時に’扁桃体’が聞き
私はこのお饅頭が好き!’判別し、
私の扁桃体はポジティブに働き’ハッピー’になるのです。

そして、この記憶が私にとって良いことならば、
情報屋’の’海馬’に’新しい記憶’と記録され、
最終的に’側頭葉’に送られ’長期記憶’となっていくのだな〜
と私流に解釈してみました。

こんな感じで’良い記憶’ならいいのですが、不安、恐怖といった記憶も
’お饅頭好き!’と同じメカニズムで働き、最終的に’長期記憶’となり
固定化されていくのです。

記憶に関する脳の部位
についてのちょこっとレクチャーです!

側頭葉:記憶を保管

海馬:
一時的な記憶を保管
◯ある出来事が起きた時に、それを記憶として
側頭葉に送りこんだり、過去に側頭葉に送り込んだ記憶を
引っ張り出したりする’ゲート’のような役割があります。

扁桃体:
海馬
が出し入れする記憶を増幅したり弱めたりさせる役割があります。
例えば生命に関わるような強烈な体験をした場合
扁桃体は活発に働き海馬に働きかけて記憶を増幅させ
側頭葉に送り込むのです。

とこの3つがあるのです。

では?どんなことが記憶されやすいのか?というと…
生命の関わることに出会った時、または超マイナスな気持ちになった時なのです。
これは’私自身を守らなければ!!’
と瞬時に脳が判断するため、より強い回路が作られるからなのです。
そのため、ちょっとやそっとでこの記憶が消えることがなく
その時の気持ちをずーっと引きずってしまうからなのです。

では?どうやってこの引きずる気持ちから抜け出せるのか?

’海馬’に記憶しない!!
ボタンを押し続けるのです。
実際にボタンは押せないので

忘れよう。
忘れよう。
忘れよう。
全部忘れよう。
など、
自分に合った’記憶を消していく言葉’
を唱えれば良いそうです。

私の場合は、よく使われる
’記憶にございません’
を何度も唱えています。

海馬に’記憶しない’ボタンを押し続けることで
その’記憶’は自然と忘却していくそうです。
時間はかかると思いますが、必要ならばチャレンジしてみてください。

長々となってますが、最後に’イヤな記憶’をしない!
についてちょこっと書かせてください。

私達が毎日に無意識にしている情報記憶は側頭葉にどんどん送られています。
その情報は海馬で’記憶する’または’記憶しない’仕分け作業が行われています。

イヤだな〜という記憶というのは、実は海馬で’記憶する!’のボタンを押しているのです。このボタンを1回押すと1ヶ月は海馬に記憶保存されるんです。
1ヶ月もですよ〜。知ってました〜?
そして怖いことに…その間にあなたが2回目のボタンを押すと、
海馬はこれは’必要な記憶!’と判断し’これは強く記憶しなさい!’
と脳に命じるのです。

こんな感じで何度も何度も繰り返し嫌な記憶を思い出してしまうと、
記憶が固定化し生活習慣化してしまうんです。
そうなると日常生活のちょっとした時にでも、不快な記憶が
蘇ってくるのです!こういう経験あるあるじゃないでしょうか?

’ちょっとイヤな記憶…’と思ったものは、軽い気持ちで絶対に
’記憶しない!’でおきましょう〜。
私の場合は、
’ちょっとイヤな記憶…’と感じたならば
’必要ない!’と心の中で叫び、空に向かって
大きくポイっと放り投げてます。

必要でない記憶、栄養にもならない記憶から解き放され
人生をぐるんぐるん回してくださ〜い。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?