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仙台89ers:2021-22シーズン 今シーズンの通信簿

「B1昇格、B2優勝」を旗印に今シーズンを闘った仙台89ers。果たしてB2優勝こそあと一歩のところで逃してしまいましたが、B1昇格という最大の目標であり悲願は達成することができました。そんな仙台89ersの各選手の今シーズンについて、僭越ではありますが選手一人一人にフォーカスして採点などをしてみたいと思います。

それでは背番号順に見て参りましょう!

0:喜久山アレックス

総合3.0 オフェンス3.0 ディフェンス3.0

当初は通訳兼練習生としての立場ではありましたが、澤邊や渡辺など度重なる選手の負傷という事情もあり、その頑張りが認められ晴れてシーズン途中で選手登録。

選手としてはプレイタイムはそこまで多くなかったですが、出場時のキレのあるドリブルなどでペイント内に飛び込んでいく姿が印象的でした。澤邊や渡辺が負傷から復帰してくると、ロースターの関係から選手登録は解除、再び通訳兼練習生としていちスタッフの立場に。

短い期間ではありましたが、仙台89ersの選手の一員としてコートに立った経験はきっと今後の彼のバスケットボール人生の糧になることでしょう。

5:デビン・オリバー

総合4.0 オフェンス4.5 ディフェンス4.0

シーズン当初はスターターを多く務めていましたが、選手それぞれの役割が固まってくると、シックスマン的な立場でベンチスタートすることが多くなりました。もっとも、今季の仙台はこまめに選手交代を行ってプレイタイムをシェアするスタイルだったので、オリバーも主力の1人としてしっかりプレイタイムは得ていました。

仙台はバーレルとメインセの2センターで攻守にインサイドを支配してまず主導権を狙いにいきますが、オリバーはテンポアップしてスコアリングを狙うタイミングでの投入が終盤は多くなり、その身のこなしでコーストトゥコーストでファストブレイクを決めたり、ペネトレイトでファウルドローン、外から3Pを狙うなど自らのタスクをしっかりこなしてくれました。

ディフェンスではスティールがB2でランキング5位に入るぐらいに上手なのとポジショニングもうまいのでしょう、意外とリバウンドの本数も多く貢献していました。

中間インプレッションでも書いた通り、ペネトレイトでファウルドローンする割にはフリースローの決定率が今一つだったのと、ドリブルを小気味よくしていく割にはボールハンドリングをミスってこぼしたりなどが多かったのはNo Goodだったところ。

自分のプレイが上手くいかなかった時などはションボリとしていることもありますが、試合中でも練習中でも他の選手にちょっかい出したり「荒尾先輩」シリーズの動画内での荒尾との絡みなど、常に明るい振る舞いで寒竹とともにチームのムードメーカーでもありました。

6:岡田泰輝

総合4.0 オフェンス4.5 ディフェンス3.5

オフェンス面では特別指定のルーキーらしからぬ老獪なプレイで得点を量産、PPGでは仙台の日本人選手TOP。緩急をつけたドリブルを駆使して相手ビッグマンが待ち構えるゴール下にするすると入り込んではフローターなどをあっさり決めきる大胆不敵さ、精度の高い3Pなど、仙台の後半戦のオフェンス面を引っ張ってくれました。またバスケットライブの企画でも一発撮りで次々と3Pを沈めていく様は圧巻でした。

ディフェンスのほうはやはり相手の速さに追いつこうとするあまりのブロッキングとなってしまうファウルが多かったりと、今後の伸びしろでしょうか。

しかし藤田HCやチームメートからの信頼はすっかり得て終盤ではスターターを務めるGameもだいぶ増え、期待に応えたスコアリングをしてみせるのは大したものでした。プレイオフファイナルに限っていうと、そこはさすがに岡田も人の子だったか、いつもの大胆不敵さが鳴りを潜めてしまい、期待されたオフェンス力を発揮しきれていない様子がありましたが、プレイオフファイナルという緊迫したステージを経験できたことは今後またさらなる成長が期待できるというものです。

7:澤邊圭太

総合3.5 オフェンス4.0 ディフェンス3.5

負傷による長期離脱を余儀なくされた今シーズン、本人としてはやや不完全燃焼気味のシーズンだったでしょうか。

しかし終盤になりコートに戻ってくると、持ち味はそのままに、積極的なドライブと精度を上げた3Pでチームに貢献。3PのほうはプレイオフSFの香川戦Game3で落ち着き払って次々と沈めていったシーンも記憶に新しいところ。またオリバー同様、そのスピードと突破力をを買われてやや攻撃が停滞気味の時のカンフル剤としての役割も印象的。相手のすきを見て切り込むドライブでゴールを決めきるのはもとより、相手からファウルドローンをもぎ取るようなハッスルプレイは健在で、そのプレイ一つでチーム全体のオフェンスにスイッチが入るようになったGameも数多くありました。

ただボールを回して相手ディフェンスのずれを作ってフリーな選手を作っていく際、中に切り込んでスキップパスやキックアウトパスを狙うときに、飛び上がってからパス先を探してはスティールされてしまうシーンがしばしば見られるのはNo Good。相手にバレてしまうような正直な形ではなく、パスを出す際にもう一工夫ほしいですね。

そういえば、バスケットライブのセミファイナルレビューでバスケ芸人の田村氏が澤邊をして「B2のドンチッチ」と評していたのはおもしろかったし、見る人が見ると評価は高い選手なんだなあと思わされました。

8:月野雅人

総合4.0 オフェンス3.5 ディフェンス4.5

シーズン開始当初はシュートタッチが今一つな時期が続き、PGとしての役割は渡辺や神里に多くの時間を許すようになっていて雌伏の時間を過ごしていたでしょうか。しかしディフェンス力には間違いのない選手なので、相手の攻撃を受け止めていなしたり流れをバシッと止める段階では必ずコート上にいてチーム全体を引き締めていたのはさすがのキャプテンシー。

オフェンスのほうも尻上がりに調子を上げていき、最終盤~ポストシーズンではほしいところでの3Pをしっかり決めきり東地区2位のクリンチ、さらにはB1昇格の立役者ともなりました。特にプレイオフ SF香川戦Game3での3P4本の固め打ちは圧巻でしたね。

10:寺澤大夢

総合3.5 オフェンス3.5 ディフェンス3.5

寺澤も特別指定としてシーズン途中に加入。岡田に比べるとコンスタントにプレイタイムを得られたわけではありませんでしたが、その身体能力も相まって、ディフェンス面では相手外国籍SFやPFなどとのマッチアップを任されることもしばしばで、しっかり渡り合っていたあたりは岡田に負けず劣らずルーキーらしさを超越していました。

終盤にプレイタイムを得た時には2試合連続でキャリアハイのスコアリングを記録したりと、持てる実力が確かであることも証明してくれました。ダンクを決めるところも見てみたかったのですが、今シーズンはついに飛び出すことはなく、来季へお預け。オリバーの大のお気に入り選手な模様。

オフシーズンは3人制バスケの3X3リーグの品川に所属するとのこと、こちらでもBリーグで得た経験を引っ提げての活躍が期待したいですね。

12:寒竹隼人

総合3.5 オフェンス3.5 ディフェンス3.5

今季も3Pのスペシャリストとして淡々と3Pを放り続けるシーズンで、FGのアテンプト254本中3Pは実に95%を超える242本のアテンプト。決定率は昨季は40%近くまで上げていたのですが、今季は終盤の不調が尾を引き34.3%、クラブ内では唯一ランキング規定に到達しましたが惜しくもB2のベスト10圏外。

終盤は蓄積した疲労などが若干タッチを狂わせてしまったところもあったのかな、という気もしますが、序盤から中盤にかけては要所要所で決めてくる3Pはさすがでしたし、劣勢な試合内容の雰囲気がそこからガラッと変わった場面も多く、非常に頼れる存在であったことは間違いありません。見ている側も「寒竹が打って外れるなら仕方がない、もっと打って決めてくれればいいよ」という気持ちだったのではないでしょうか?

今季はオフコートキャプテンも務めていたと思いましたが、オフコートだけではなくコート上でもベンチにいる時も常にチームを鼓舞し盛り上げ、微妙な判定のシーンでも周囲の不満げな態度をよそに、「寒竹スマイル」でジャッジクルーとコミュニケーションを取っていた姿も印象的でした。

15:渡辺翔太

総合3.5 オフェンス3.5 ディフェンス4.0

今季序盤はPGの一番手としてセレクトされるも、やや想いが空回り気味となって若干不調気味のところから、少しメンタル的にも持ち直し調子を上げてきたところで無念の負傷離脱。結構なケガとなってしまい、復帰したのはシーズン最終盤も最終盤で、ポストシーズンに何とか間に合った形に。

復帰後もあまり無理はさせられなかったか、プレイタイムはそこまで多くもなく、Gameによってはベンチから外れることもしばしば。しかしプレイオフでは好調時のように要所で3Pを沈めてみせたり、ディフェンスでハッスルして相手ハンドラーから果敢にスティールを決めてみせる姿を見せてくれました。

今季はバスケットボール自体ができない、Gameに絡めない時間が長かったと思いますが、そのことで見えたものも多かったと思いますので、今後のバスケットボール人生の糧になるといいですね。

24:ジャスティン・バーレル

総合4.5 オフェンス4.5 ディフェンス4.5
今季ワタクシ的MVP

今季はインサイドを支配する大黒柱として八面六臂の大活躍。Co-Captainとして月野とともに今季のチームを牽引し完全復活、バーレルここにありという姿を見せてくれました。

ゾーンに入ったときのバーレルはもはやアンストッパブル。B2では反則とも思えるパワーでスラムダンクをねじ込みリバウンドをもぎ取り相手シュートをブロックしてみせる頼もしさ。Away西宮戦でのジョーンズとの点の取り合いの末のシーズンハイ34得点、プレイオフSF香川戦Game3での相手の闘争心をへし折るように叩き込んだ7本のダンクなど印象深いGameも数多くありました。

序盤から中盤にかけてはB2のジャッジ基準にイラつきテクニカルファウルを宣告されることもしばしばありましたが、振り返ってみるとAwayでのFE名古屋戦で2度のテクニカルファウルで退場となり、次のGameで1試合の出場停止を余儀なくされたあたりがターニングポイントの様な気がして、それ以降はGame中にバーレルがテクニカルを吹かれた場面はあまり記憶にありません。たとえ不条理なジャッジでも熱くなるメンタルをしっかりコントロールできるようになっていたのだと思います。ベテランの域に到達しても、リーダーとしての自覚から、メンタル的にもさらに成長できたシーズンだったのではないでしょうか。

25:荒尾岳

総合3.5 オフェンス3.0 ディフェンス4.0

レギュラーシーズンはベンチを温める時間が多く、外国籍選手がファウルトラブルに陥ったときのバックアップや、最終盤でディフェンスを締めたい場面での投入がほとんどでしたが、ポストシーズンでは相手チームのBIGラインアップに対抗するようにスターターを務めることも。そのスターター起用されたポストシーズンではその期待にしっかり応え、相手外国籍選手や帰化選手たちを強固で泥臭いディフェンスで封じ込めてみせる大活躍でした。相手ハンドラーをしつこいディフェンスで封じ込めるガード陣同様、インサイドで身体を張り存在感を示して「Grind!」を掲げる仙台スタイルを体現し、プレイオフという大舞台で活躍してみせるあたり、日ごろの準備は全く怠ることがなかったのでしょう。

そしてオフコートではオンコートで見せる鬼気迫る表情とは違って優しい笑顔を見せる「G」「荒尾先輩」として他の選手たちやスタッフ、ブースターみんなに愛され慕われるキャラクターの持ち主でもありました。

30:田中成也

総合4.0 オフェンス3.5 ディフェンス4.5

今季の個人的推し選手。シーズン当初は広島時代に「タナフィン・カリー」とも呼ばれていたらしい3Pスナイパーとしての活躍を期待していたところ、豈図らんや「タナンチュラ」と呼ばれる非常に粘っこくしつこいディフェンスを持ち味として、インテンシティ高いディフェンスから始める仙台89ersのバスケにばっちりとマッチ。相手外国籍アタッカーやゲームメイクを担うハンドラーを強固なディフェンスで封じ込めたシーンは枚挙に暇がありません。

本人としては、もう少しオフェンス面での持ち味である3Pをどんどん放って貢献したかった想いもあったかもしれませんが、その揺るぎないディフェンス力には指揮官も絶大な信頼を置いていただろうこと、その信頼に応えるべく迷わず粛々とタスクを遂行する姿はとても印象的で、プレイオフセミファイナルで昇格を決めた時に見せた涙と指揮官との抱擁が今季にかけいていた想いを物語っていたように思います。

今季は広島からの期限付き移籍だったので、来季へ向けての去就が気になる選手のひとり。

55:ジェロウム・メインセ:

総合4.5 オフェンス4.0 ディフェンス4.5

今季は月野や神里と並んでレギュラーシーズン全53Game、ポストシーズンも全9Gameに出場してみせた鉄人ぶりでした。闘志を前面にド派手なボースハンドダンクをアグレッシブに決めていくバーレルに対して、どこか淡々とした雰囲気をまとわせながら器用にフックシュートやジャンパーなどで得点を重ねたかと思うと、ディフェンスでは毎試合のように目の覚めるようなブロックを決めてはB2のブロックランキングでは2位と、もう一人のインサイドの大黒柱として大活躍。

リバウンドもバーレルに負けず劣らず奪取していますが、メインセにおいてはオフェンスリバウンドの本数が多く、ここが仙台の2ndチャンスに多くつながっていたところだったと思います。またディフェンスでも実直にタスクをこなして、多少理不尽な判定にも激高するような場面がほとんどない、メンタル的にも自制ができるGoodな選手でした。

75:神里和

総合4.0 オフェンス4.0 ディフェンス4.0
今季ワタクシ的MIP

今季は月野、メインセとともにレギュラーシーズン53Game全てに出場。序盤~中盤の月野の不調、中盤以降の渡邊の離脱などから、スターターを任されるGameが多くなりました。プレイングタイムは1,000分を超え日本人選手最長(1,000分を超えたのは他に外国籍の3人のみ)。しかしそのレギュラーシーズンで疲労が蓄積してしまったのか、シーズン最終盤からプレイオフにかけてはレギュラーシーズン中のようなキレは陰を潜めてしまい、プレイオフではついにベンチ外となってしまうGameもあったのは本人としても少し悔しいところでしたでしょうか。

レギュラーシーズン中はオフェンス面ではPGとしてのゲームメイクときれいなボール回転の3P、意外と得意なエルボーからのジャンパーなどで得点してみせたり、ディフェンスでも相手ハンドラーに食らいついたディフェンスをしっかり遂行し、指揮官の期待によく応えておりました。

前所属クラブではあまり出場機会がなかった模様ですが、今季はチーム事情もあったとはいえこうして大幅にプレイタイムを獲得したことで大きな成長が見られた選手だと思います。

91:片岡大晴

総合4.0 オフェンス4.0 ディフェンス4.0

今季はけが人多発のチーム事情も相まって、昨季と比べると大幅にプレイタイムを拡幅した「ソルジャー」片岡。すでにチームで一番のベテランではありますが、その力はまだまだ健在。特に今季は3Pの精度が非常に増しており、規定本数非到達でランキング外ではありましたが3P成功率がなんと46.7%とランキング1位の山形・河野の43.7%をも上回るほど。またたキレキレのバックカットからの得点やペイント内に入ったところで意表を突いたアシストなども度々披露するなどの大活躍ぶりでした。

ベテランと言われる境地においてなお成長を求め成長をしていく姿は、特に若手のまたとない模範となりましょう。志村社長が選手生活から退いたのちの「ミスターナイナーズ」としてその名に恥じない活躍をこれからも見せてくれるであろうことを期待しています。

HC:藤田弘輝

総合4.5

就任初年度にしてB1昇格というマストかつ悲願の目標に到達してみせました。B2優勝というもう一つの目標については残念ながら到達できませんでしたが、およそ半月で行われたポストシーズンをそれぞれ3試合、計9試合を戦い抜くことができたタフネスなチームに仕上げた手腕はさすがのものです。

シーズン当初はやはりB1とは勝手の違うB2ということもあり、チームとしてのケミストリーを高めきれないところはあったやに思いますが、レギュラーシーズン終盤にかけてケガなどで離脱していた選手も戻ってくるとケミストリーも非常に向上し、Awayで西宮に敗れて以降は8連勝でレギュラーシーズンをフィニッシュさせ、ポストシーズンにその勢いを乗せて見事QF、SFを勝ち抜き昇格を手にしたのでした。

こちらが見ていて時にハラハラすることもあるような熱さ全開のベンチワークも振り返ってみると意図的にそういう振る舞いをしていることもあったのかもしれません。まあ単に熱くなり過ぎた感じでベンチファウルを取られることもしばしばあったとは思いますが、プレイオフファイナルGame2ではあえて取られたようにも見えたベンチファウルはむしろそこから選手たちの発奮を促す効果を見せて、見事勝ち切ることに成功したあたりはお見事でした。

来季続投は早々に発表されましたが、今後仙台89ersをどのようにB1仕様に作り上げていくのか、今から期待で胸が膨らんでいます。

◯最後に

藤田HCのところでも言及しましたが、序盤のケミストリーが高まっていないときにはコロッと敗れてしまうことが多かった仙台。またロースターを11名と最低限の人数でスタートしたのはいいのですが、けが人も多く発生してしまい、その点で少し苦しい時期が多かったかもしれません。

12月に入って特別指定として岡田や寺澤が加入すると状況は徐々に上向き始めますが、年が明けると今度はコロナ禍の影響や大きな地震の発生などで活動休止期間がしばしば発生するなどコンディションを維持するのも大変な時期を過ごし、GameによってはロースターがGame成立ギリギリの人数しか用意できないようなことも。

しかしそうした時期を経たことで、選手はもとより、スタッフ、フロント、ブースターの一体感が増していったことをワタクシも強く感じていました。その結果、序盤では地区4位に甘んじていた時期もありましたが、終盤で白星を多く積み重ねていくことができ、最終的には東地区2位をクリンチ、Game実施数にばらつきはあったものの勝率では西地区1位の香川も上回るB2全体で2位という成績でレギュラーシーズンが終了(ポストシーズンシード順位は3位)。

ポストシーズンは全て3Gameを行うというフィジカル的にもメンタル的にも負担のかかる状況となってしまいましたが、プレイオフを持てる力のすべてを惜しみなく出して闘う選手たちのタフネスさは実に感動的でありました。ファイナルのGame3こそ隠し切れない疲労のピークでいつもなら決まるであろうシュートも全く決まらないような状況ではありましたが、ディフェンス力のみならずオフェンス力も高いのFE名古屋を相手にそれでも75得点に抑えてみせ、インテンシティ高いディフェンスを掲げる仙台89ersの矜持はファイナル3Gameを通じて十分に示せたものと確信します。

シーズン終了からすでに1週間以上経過し、選手の去就もチラホラ聞こえ始めたり、与太話のような噂も飛び交い始めていますが、来季の話はまた別の機会、この場は今季仙台89ersで闘ってくれ、B1昇格という結果に導いてくれた選手たち全てに最大限の感謝と労いを申し上げてまずは締めとしたいと思います。今シーズン、本当にお疲れ様でした、そしてB1の舞台へ引き上げてくれて本当にありがとう。

それではまた。

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