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学校訪問/中高一貫進学校/どんなことからも情報収集する

✅偏差値 首都圏模試60/四谷大塚52

中堅進学校。入学希望者が毎年増えていた。東大に入学する生徒がでてきた。慶應・早稲田に7~8人合格するようになった。最も重要なのは、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)の層が厚いこと。


大きな駅から徒歩15分
(パンフレットには3分とあったが乗り継ぎ不便)


✅校舎が狭い

大きな体育館やプールや運動場がない・売店が狭い。部活に力を入れることが出来ない。こういうことから、この学校の目的が、6年間勉強に力を入れて、進学実績を上げることだと分かる。

✅授業見学

成績の良い順に、次のクラス分けとなっている

①特待生クラス(授業料免除/20名)激しい質疑応答。成績が下がれば、特待クラスから外されるので、必死。

②特待生予備群(授業料あり/20名) やはり必死。来年、特待生に上がりたくて、授業に集中している。

③その下に4クラスはあったと思う。人気校で受験者が増え、定員より多く合格者を出した。下のクラスには、3人も机に伏せて居眠りをしている生徒がいた。

✅講堂で説明会

校長の情熱に驚いた。短期間に、女子校→共学→進学校、と改革を成し遂げただけあって、ただ者じゃないと感じた。

✅講堂で懇親会

校長・教頭・教務主任・進学担当らと、自由に話が出来る。ペットボトルにわずかのお菓子で質素なものだった。豪華なもてなしをする学校は、かえって危ない。

✅ひときわ目立った女性


先生や父兄の間をまわって、色々な方とお話ししている。地元の塾の経営者だという。二人の息子さんが、特待生として、その学校に通っておられるという。
「先生のだれかと、直接お話ししてみます?」と聞かれ、校舎の裏側に連れていかれた。お会いした40歳くらいの男性の先生は、
「皆、戦々恐々としていますよ。生徒の成績が上がらないと、すぐに首ですから。先週も一人辞めました。それから英語のテキストを変えたのでが、難しすぎて、教科の先生が苦労してますね。」
と、校長と担任の間に、軋轢があるようなことをにおわせていた。

✅番外

ある方に、ここの校長が「進路指導の時、高めの大学を薦めるように言ってるんだが、なかなかだめなんだ。」とこぼしていた話を聞いていた。イヤな予感通り、まもなく校長は退職なさった。クーデターが起きたともいわれている。

志望校はよく考えたほうが良い。校長・担任・進路指導が変わることもある。倍率もコロコロ変わる。試験日も。新校舎や有名デザイナーの制服に替わっただけで、倍率が上がる。せっかくできた新校舎が不便なところだったりする。




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