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値動きの考え方の話②(続き)

※全ては個人の感想です。

前回の内容(大衆心理?集団心理?)がイメージ出来た方には
よく分かる当たり前な考え方の話。
でも、気付かない人はずっと気付かないかもしれない話。

前回の記事で
チャート上での集団心理がイメージ出来たとしたら、
値動きに対して売買していくタイプの人は
「どこで入るべきか」「どこで逃げておいた方が安全か」
と言う事がイメージ出来てきます。

前回の図で言うと②と⑥がエントリーポイント。

「エントリーポイントが②と⑥??
 波を描いて動いているんだから当たり前じゃん!」
って思う人もいるかもしれないけど、
実際にツイッターとかで勝っている人のポジション画像でも
結構これは出来てない人が多いです。
(ピンポイントで入った時にドヤしたい人は多いですからね)
※自分含め


では、なぜそこがエントリーのポイントになるのか…

簡潔に言うと
値動きという事実から
「売買のどちらが優位か確認できた」からです。

動いていた価格に方向感が無くなり(拮抗状態)、
そこから動き出した、という事実。

この記事の表紙の画像で言うと白丸のところで
若干買いの方が優位な位置でヨコヨコしてたけど
MAにサポートされて明らかに上方向に動き出した!
という事実で、買いに乗っていったという感じです。
(スプレッドや勢いの関係で建値位置はいいとは言えないがw)

極端な例でいえば電車。
前にも後ろにも動くけど、駅に止まってから
動き出したら、すぐ反対には動きませんよね?
(相場の場合はいきなり反対にも動きますw)

乗った電車が間違って逆方向に動いたらどうしますか?
次の駅で乗り換えますよね?
そのままにしていたら時間(とお金?)を無駄にします。
相場で言えば含み損が膨らんでいくのと同じなので
対処としては、損切り、ドテン、といった感じです。

ちなみに、前回の図で②と⑥エントリー後に
逆に動いた時に損切りする場所は
②→①を下に更新、⑥→⑤を上に更新、の位置です。
(※図や時間軸、狙う値幅によって、違う考え方はある)

前回の図だと1つのチャートの流れですが、
大きな値動きの波で考えるならダウ理論でも考えられます。

ダウ理論が分からない方は、
馬でも分かるダウ理論を見てみてください。
(分かりにくかったらごめんなさいw)

ちなみに、この売買の優位を確認をしない場合、
サポートライン、レジスタンスラインや
MAとか、ある一定の高値安値、価格帯等を決めておいて
タッチでエントリーする、という人も多く、
これは、動き出しが確定する前に
「反発するだろう」「ここで反転してほしい」
といった、期待をイメージして売買します。

今回は、値動きの考え方からどうトレードに繋げるか
と言う事で、期待ではなく事実を確認してからの
相場、トレードに対する考え方の内容にしました。

もちろん、分析してそのエントリーを狙って、
間違っていた時に損切りできるように
設定されていれば何の問題もありません。

ここに書いてある考え方でエントリーしなくても
他の事が出来ていればOK!
逆に、ここに書いてある考え方でエントリーできても
間違っていた時に損切りできなければ
残念ながらいつかドカンとやらかします…。

値動きの考え方とかを軸に書いたつもりだけど
なんだかんだでトレードを続けていくために一番大事なのは

「生き残る事」

ジョージ・ソロスの格言
「まずは生き残れ!儲けるのはそれからだ!」

その為には!
「間違ったと判断する基準」と「間違った時に素早く損切り」
の考え方とかルールの軸を持っておくことだと思います。

トレードって簡単に出来るけど複雑な要素が多いですね( ꒪⌓꒪)
…いや、やっぱり単純なのか…?🤔?


簡単なまとめ
・事実を確認してから優位性のある方向に乗るのが良い
・確認の仕方の基礎はダウ理論を学びましょう
・考え方だけではダメで、しっかりと戦略を立てましょう
・損切りは大事、まずは生き残れ!


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