気づけるか。

指導者講習で「騙し絵」の話があった。

おばさんに見えるか、若い女性に見えるか、
っていう有名な絵で

見方によって見え方は変わるよね、
選手として見える景色と
コーチとして見える景色は違うから、

同じものを見ても
同じものを見てるかはわからない。
だからコミュニケーションを大事にしよう
先入観には気をつけよう


そんな話だったんだけど、
自分が思ったのはそういう選手vs指導者の話ではなく、
指導者vs良い指導者の話。

コーチングの中で
「気づいていたけど、言えなかった」
ことに対してはすごくわかりやすく後悔が残るけど、

今後直すべき一番大事な修正点は
「当時は気づかなかった」
ことをできるだけ気づくことであって
気づけるようになっていく過程が、

コーチとしての成長なんだろうなということ。

騙し絵をみて

「ほんとだ!若い女性にも見える」
「おばあさんが見えた!」

っていう驚きは、
割と笑える発見なんだけど
現実問題、
「気づかなかった」というのは
かなり指導者として実力不足だということ。

選手と指導者の見える景色が違うのはもちろんで、

通常の指導者と良い指導者の見える景色もまた違う。

選手の景色は想像なりコミュニケーションでなんとなく掴めるかもしれないが

良い指導者の景色は、どうやって掴めばいいんだ?

「気づいたことを言える勇気」と
「気づける能力」

指導者にはどちらも大事で
どちらも伸ばさねばならんなあと思う2日目でござった。

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