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「近況」

📕「結果ではなく過程を大切にしないと充実感は得られないということ」

❶「私が店長になった理由」76枚
❷「社長が店にやってくる」109枚
❸「エスパー雀士ミハルの憂鬱」194枚
❹「十字架の雫」143枚
   〜枚数は原稿用紙換算

 これが過去約三年の間に書いた小説の全てになる。これ以外に短いやつもいくつかあるし、途中まで書いたけれど行き詰まって放置している作品もある。

 サラリーマンをしながら小説を書くとなると、きちんとした作品に仕上げられるのはせいぜい、年に一作品だということがわかった。今更かよ。

 自分は短編よりもどちらかと言えば長編を書きたい方なので、それを考えても年に一作品が限界かな、と思う。

 作品として自分なりに納得して完成させた時は、一応の達成感はある。そうなると、ほぼ毎日、小説と向き合っていながら、達成感を得られるのは年に一回ということになる(笑)。

 でも、そうではなくて、完成に至るまでの瞬間瞬間に満足感を得られるようにしないと続かないよな、と思う。それは自分だけにしかわからないことだけれど、完成した作品を読み返した時、ここの場面で行き詰まったな、とか、ここは結構上手く書けたな、とか回想したりする時、完成に至るまでの過程というのを大切にする気持ちが「継続は力なり」に結びつくんじゃないかな、と思ったりする。

 これは仕事にも通じる話だとは思うけれど、仕事の場合は、生活していくためにどうしても必要なことだから、ちょっと意味合いが違ってくる。自分の意志というものがどれほどの濃度で含まれているか、あるいは、含ませることができるか、ということにおいて。

 なんにしても仕事以外のことで達成感を得られるものを持っているのは、生きていく上で必要なことだと思うし、また、仕事人としても強くなるのではないか、と思う今日この頃。

 現在執筆中の「ムーンチャイルド」は現在、85,000文字を超え、過去最大の作品に仕上がることになりそうです。一応、コンテストには応募するけど、賞を取れるなんて思ってないので、まずは七月に完成の喜びを味わうべく、完成に向かって書き続けていきたいと思います。初稿完成予定は五月、その後、二ヶ月間の推敲を経て、七月下旬の完成を目指します。

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