現役女子高生の霊能者、怜の活躍を描いた心霊ホラー作品です。
  特筆すべきは無駄のない、洗練された文章。
  そして、作品に厚みを持たせる、民俗学に即した設定とその時代背景。更にまるで1本のホラー映画を観てるかのように、情景が見て取れる描写表現。
  怖いけど、どことなく滲み出る優しい眼差し。僕の中では、ホラーやミステリーって、残酷だったり陰惨だったりするけど、作品を通して『優しさ』や『人を思う気持ち』を喚起させるものであるべき(✱あくまで個人的見解です)と思っておりまして、それに当てはまった、正直『嫉妬』した作品です（笑）
  今から小説書こう！って方にも凄く参考になる作品かと！
ぜひ！ご一読をば！

#創作大賞感想