見出し画像

甘党返上

アメリカではオピオイドという麻薬が社会問題になっているという。90年代に痛み止めの薬として使われだした頃は薬品会社は副作用の問題はないという主旨の主張をしたということらしいが結局使い出すと麻薬の性格として常用することになり抜け出すことができない。そんなことが分かって製薬会社が訴えられているのが今のアメリカの現状だそうだ。麻薬を使って精神的な空虚を埋めたりするのとは違い痛み止めとして仕方なく使用した患者や病人が大丈夫と思って安心していたのに結局そうでなかったとなればその辛さも耐え難いものになるのではないか。

最近、砂糖の弊害を聞く様になった。麻薬と同じ効果があり常用する危険性が高いのだそうだ。常用するとどうなるか。その弊害はいろいろある。自分はアレルギー体質でその悪弊を悟り一念発起、脱砂糖を決心した。(正直に白状すると今回で何度目だろう??)決心したのは7月初旬。3ヶ月ほど経った。途中くじけながらも何とかやってきた。それまでは自他共に認める甘党だった。いや今でも甘党である。前世はわらび餅、来世はアイスクリームと自称(?)していたぐらいの甘党。その成果はと言うと、まず副腎の機能が徐々に回復してきた気がする。はっきりと数値などでは言えないが身体の調子が砂糖を控える分良くなっている実感がある。数値としてはっきり現れているのが体重と体脂肪だ。確実に両方とも減ってきている。2キロから3キロ痩せた。体脂肪も2ほど低下した。季節的要因もあるかも知れないが食事量は変わらず食欲も同じく変わらないので甘党返上し砂糖摂取を控えた効果と言える。実際は外食などで食べる定食にもお菓子ほどではないにせよある程度砂糖は含まれているだろうから厳密に砂糖を摂っていないとは言えないだろう。しかし、以前の様に食後のお菓子タイム(!)がなくなったのでその虚ろい(?)を埋めて余りある効果である。2週間に一度は確実に訪れる無性に欲しくなる甘さの味に今後も立ち向かっていかなければならない。あまり厳密にならず肩を張らずにとにかく続けることを目標に脱砂糖を貫こう。

何より続ける原動力は元に戻って砂糖を摂ったときの反動を良く理解し覚えておくことだ。そうすればいつかきっと甘党返上できる、かな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?