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シチリア最西端、トラパニの夕暮れです。

Buongiorno! ヒロシでございます。きょうは11月19日(日曜日)。ジジイのイタリア旅は21日目の朝を迎えております。はい、パレルモ3日目。きょうは世界遺産のモンレアーレへ行くつもりです。

昨日は、明日20日のローマ空路移動の確認のため、パレルモ空港の実地検証、下見です。パスポートを落とすくせに、案外用心深いのです。はい、小心者ですね。

パレルモ空港駅(プンタライジ駅)からの順路、チェックインカウンター、セキュリティチェック経路、搭乗口などを確認したうえで、トラパニに向かいました。

トラパニはシチリア島西端の地。海の向こうはチェニジア、つまりアフリカ大陸です。おお。

夕暮れのきれいな街として知られています。なるほど。地中海であってますかね? 黄色く輝く夕日が海に映えてきれいです。

パレルモ駅からプンタライジ空港まではトレニタリア(旧イタリア国鉄)で35分。しかも空港からなら、嫌いなバスも1時間乗れば、トラパニに到着できるのです。

トラパニでの滞在はほぼ3時間。それでも2時間は歩きましたか。11月であってもまだまだ強い日差し。強い風、波の打ち付ける音も荒々しく、シチリア最西端の街を実感しました。

地中海マグロ漁の拠点でもあったというトラパニ。ただ、現在は少し街がさびれて見えました。ちょうどお昼休みの時間帯だったからかもしれませんが、開いているお店もスーパーも閉じられたまま。そうそう魚市場となる広場も、魚の匂いすらなく、長く使われた形跡がありませんでした。

トラパニへはパレルモ高速道路を走るバスで1時間半ほどです。時刻表上は2時間なのですが、これは渋滞も見込んでとのこと。いっぽう鉄道は電化されておらず、1日3便ほどが、シチリア西南部のマルサーラ経由で運行されているだけとか。つまり、パレルモからの鉄道ルートでは5時もかかるのです。少しだけ置き去りにされた街と、感じました。


ジジイの旅はまだもう少し続きます。それではまたお会いしましょう。Ci vediamo!


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