劉少奇　Britannica Summary

　劉少奇（1898年11月24日湖南省寧郷生まれ。1969年11月12日河南省開封で亡くなる。）人民共和国主席（1959－68年）で中国共産党CCPの主たる理論家。1920年代の共産主義を背景とする活動（の実績）は、1930年代そして1940年代中国共産党内での劉少奇の台頭を支えた。またソビエト連邦での彼の優れた学び（教育）と思考（研究）は、彼を中国政府にとり有能なスポークスマンにした。毛がその大躍進の失敗のあと主席を辞めた時、劉がその称号を取得した。農民たちに私有地の耕作を許したり、貨幣的誘因を与えることで、農業を再活性化する劉の政策に対し、毛はのちに強く反対した。1968年に劉は「資本主義の道を歩むもの」として権力から追放され、林彪が毛の後継者として指名された。

Oxford Quick Reference

　中国の政治家。1927年に中国共産党中央委員会のメムバーとなりその主たる理論家になる前、劉少奇は、広州（広東）と上海で共産主義の労働組合の組織者として働いた。1949年の人民共和国設立により、彼は党の副主席に任命された。1959年彼は、公的には毛沢東に対してのみ席次が低いだけの、共和国主席になった。しかし文化革命の間、彼は紅衛兵により「反省のない、悪人、裏切り者」として猛烈に批判され、1968年に職務を追われた。彼の死は1974年に公表された。1980年彼は死後であるが名誉回復された。