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対応はやっ!少年漫画雑誌の立ち読み対策

「大の大人が連れションのように週刊少年漫画雑誌を立ち読みするのはいかがなものか」

そんなふうに直接的な表現ではありませんでしたが主旨はそういうことでした。

少年サンデーの発売日である今日、水曜日。家族に頼まれて帰りに少年サンデーを買うためにコンビニに立ち寄りました。発売日ということもあり、「少年漫画雑誌立ち読み隊」がいるのだろうなと思って、雑誌コーナーに行くと、意外や意外誰もいない。「偶然だろうな」ということで、お目当ての少年サンデーを探します。

コンビニの雑誌コーナーのラックにある少年サンデーを1冊だけ見つけて、目を落とします。そのコンビニでの少年漫画雑誌の置き方として、雑誌ラックと、もちろん直にではありませんが床置きの2通りがあります。

できるだけ「少年漫画雑誌立ち読み隊」が読んだ形跡がないものは床置きのほうにあることが多いという経験則から、床置の少年サンデーを手に取ります。

その時です。今日は、なぜ「少年漫画雑誌立ち読み隊」がいないのかが判明します。立ち読み対策がされていたのです。その画像がこちらです。

よく見るとわかりますが、黄色い矢印部分にビニールテープが貼ってあります。そのビニールテープには、このように書いてあります。

「はがせるテープ」

このテープを誰が貼っているのか定かではありませんが、雑誌の外観を損なわず、剥がすことができ、そして、少しでも良心のある大人であれば、わざわざ剥がしてまで読みずらいのです。まあ、剥がせる以上、剥がしてまで読んで元に戻す人がいるでしょうが。雑誌の側面から見るとこのようになってます。

テープで2箇所、きれいに止まっていることがわかります。さらに、立ち読み隊ではなく、買う前に中身をチェックしたい人向けには、試し見用に1冊だけはテープ止めしてないものも置いてあるという、痒いところにも手が届くような粋な配慮もされています。

立ち読みされたら売れないばかりでなく、本当にそこで買いたい人が使用感があるものを買わざるを得なくなるという問題を解決する、たった2箇所のテープ止めではありますが立ち読み対策としては効果絶大のようです。

出版社様なのか、コンビニ様なのかは定かではありませんが「ファインプレー」と言わざるを得ません。


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