目で見て口で言へ「シン・ウルトラマン」「ゴースト・ドッグ」
久しぶりにAmazonプライム・ビデオで映画を2本、ほぼ続けて観ました。「シン・ウルトラマン」と「ゴースト・ドッグ」です。読書にしてもそうなんですが、なんだか憑かれたように連続してがーっと読む時期とパタっと1文字も読む気にならないときが交互に波のように訪れてくるわけで、それは配信で映画を観ることも同じです。
「シン・ウルトラマン」は、怪獣ではなく「禍威獣」という名称に顕著なオタクっぷりが各所で散見されながら、「なぜ日本にだけ怪獣が現れるのか」といった(たぶん当時の大人が突っ込んだに違いない大人げない)疑問にさらっと答えを出したりしてて大人になったワタクシ、満足でございます。さあ次は「シン仮面ライダー」ですね。
「ゴースト・ドッグ」は寡黙な殺し屋を描いたカッコいいお話……かと思ったら、後期高齢者だらけのマフィアが敵ではねえ。オフビートですなあ。伝書鳩を連絡に使う、というアイディアが素敵(こちとら「レース鳩0777」を半端に齧ってますからね)。主人公が淡々と読む「葉隠」を聞いているうちに「死ぬことと見つけたり」を読まねば、という気持ちになって来ました。
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