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読んだり読まなかったりして生きて行く「千恵蔵一代」

映画評論家田山力哉(奥付けのところに著者名のふりがなが括弧内にあって、「たまや りきや」と誤植されてて韻踏んでた)による実名小説。初版は昭和六十二年。このころは著者の住所がはっきり奥付けに書いてあって震えますな。しかしこういう内容の本は参考資料がほしい。いわゆる映画スターとして映画を極めたお山の御大も、家庭は恵まれなかったのだなあ。葬儀の際のあれやこれやがなかなかにキツイです。巻末の出演映画一覧がありがたい。

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