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目で見て口で言へ「未来惑星ザルドス」

地元のミニシアターで「未来惑星ザルドス」を見てきました。

パンフレットは映画雑誌「南海」別冊です。

1974年に公開されたカルト的SF映画です。お恥ずかしながら、ワタクシの中では「未来世紀ブラジル」と混同してしまっていて(内容はまったく違うのに)、こちらは結構前にビデオで見ているのですね。で、今回4Kデジタルリマスター版が公開されるということで見てきたわけです。主演のショーン・コネリーはどうやらジェームズ・ボンドのイメージから脱却しようとしていた時期らしいです。まああの

赤フン一丁で駆け回る姿

を見ると、ボンドの姿は一瞬で消し飛んでしまいますよね。23世紀、社会は永遠人と獣人たちの世界に劃然と分かれていて、ボルテックスという閉ざされた理想郷に住む永遠人たちは、獣人たちから搾取するためにザルドスという巨大な顔の石像を使い、殺戮部隊撲滅戦士たちに獣人たちの人口調節を命じていた。あるとき、撲滅戦士のひとりゼッドが、ザルドスの中に隠れてボルテックスに侵入する。そこで永遠人たちの歪な世界を知る……うーむ、なかなか難解な作品でありましたが、とにかくあの「ザルドス神」の顔面強度が凄まじいです。結局コネリーの赤フンよりあの石像の顔面が脳裏に焼き付けられてしまうのですよね。

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