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目で見て口で言え「説経節と大道芸人のゆかいな仲間達Vol.5」

門仲天井ホールがなくなって以降、無声映画鑑賞会のほぼ常打ち小屋ともいえる日暮里サニーホール(コンサートサロン)では、その名称通りクラシックのコンサートや落語会などが開催されています。緊急事態宣言が出てからは感染対策のためなかなか上映会を開くことが出来なかったようですが、最近は以前とほぼ同じペースで開催されています。

投げ銭大歓迎の文字に今更気がつく……どこに投げればよかったのかしら。

そんなサニーホールで「説経節」の催しがあるということを知って、早速行ってみました。チケットはパスマーケットで購入(久しぶり)。平日の昼間ということで一体どのくらいお客さんがいるのかしらんと思っていたら……30人弱くらいでしょうか。定期的にやっているらしいので、常連さんがついているということかもしれません。

チラシ裏面

大道芸イベントに積極的に関わっていらっしゃるのか、そのつながりでゲストを呼んでいるみたいです(来年3月くらいまで内容は決まっているとか!すごいなあ)。今回は東京都のヘブンアーティストでもあるマリンバデュオ「なつかよ」さんと、なっちゃんジャズというジャズバンドの演奏もありました。いつも鑑賞会のときは弁士台を設置しているあたりにグランドピアノがあって、何だか新鮮(あれいつもはロビーに置いてあるやつかな?)。

なつかよさんのライブはさすが大道(野外イベント)での経験豊かな感じ。最後の時代劇テーマ曲メドレーのチョイスが絶妙でした。前半の音楽ライブが終わって、休憩をはさんで説経節政竹さんの「日高川」。安珍清姫ですね。初めて聞いた説経節ですが、お話自体は知っているものであるし、浪曲(浪花節)との関係なんかにも思いを馳せつつ堪能いたしました。

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