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80年代洋楽を掘る。若造音楽レビュー

 凄い良いアーティストは風の噂で知ることができますが、凄い良い曲は、YouTubeのアルゴリズムが教えてくれるのです。
80年代の洋楽のニューロマンティックなどのバンドをロック全盛期を知らない若造が掘り起こすという趣旨です。

oasisで知ったSmith

 ビートルズとピストルズ以外は全部クソという暴論をお持ちのギャラガー兄弟も、同郷マンチェスターの先輩には頭が上がらないようです。Smithは世界的にはそこまで知られていませんでしたが、英国内では絶大な支持を得ていました。Smithのギタリストのジョニーマーはノエル兄貴にギター(レスポール)を二本も貸しています(一本壊れ、もう一本貸しっぱなしという太っ腹)

 反戦や殺人事件や同性愛などのテーマを題材としたメッセージ性の強い曲が多く、それながら美しいメロディーです。
 個人的にはボーカルのモリッシーの花束振り回しが好きですね。


ニューロマンティック culture club

 YouTubeのアルゴリズムによって出会ったのがcultureclubです。もう四十年前くらいの曲でしたが、魅力がありました。
karma chameleonという曲でしたが、mvの世界観と相まって、メロディーに引き込まれました。ボーカルのボーイジョージはセクシャルマイノリティであることを公言していますが、ジョージの作風にもそれは生かされています。Smithのthis charming manも男性同士の同性愛をテーマにしている曲です。
自分の体の性別と、自分の感覚との違いにフォーカスしています。  


混沌の中で

 80年代はジョンレノンの死から始まり、ライブエイドの開催、冷戦終結の最終章となる10年間でもありました。そんな中で人々にフィットしたのは独特の感性や考えを持ったアーティストの作る音楽でした。この後90年代はニルヴァーナやオアシスなど、大衆をいかに受け止められるかが大切になってくるのだと思います。バラエティに富んだ80年代のアーティストをもっと知りたくなりますね。。

最後までご覧頂きありがとうございます。
個人的に80年代というとガンズアンドローゼズとかド派手バンドの臭いがしてあんまり聴いてませんでしたが、もったいなかったですね。。(ガンズも好きですよ!)

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