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旅の準備①~時計編~

私が旅に出るかぎり、腕時計だけはスマホに取って代わられることはないと思う。

こんにちは、作家&ライターの結城弘です。
旅行が好きな私は、仕事の傍らにふらりとよく旅に出ます。

今年だけで北は北海道、南は九州に出かけました。
そんな私の旅を支えてくれる便利アイテムや、旅を始める前の準備といったことを、これから数回にわけて紹介していこうと思います。

第1回目の今回は、「腕時計」を紹介します。

私が愛用しているのはセイコー製。
クロノグラフというストップウォッチ機能がついたタイプです。

機能に惹かれたというわけでなく、数年前に『モボモガ』という時計をテーマにした小説を執筆していた際に、腕時計の参考として購入しました。

小さな文字盤が3つ並ぶいかついデザインが気に入っています。
ただ肝心のストップウォッチ機能を使うことは、滅多にありません。

では腕時計が旅にどう役立つのか?

答えは単純。

時刻を確認する

ただそれだけです。

「今時、スマホ使えばええやん」と思う方がほとんどでしょう。
でも旅に出ると事情が違ってきます。

私の旅のほとんどは鉄道を利用した「乗り鉄旅」です。
のんびりお酒を片手にゴトゴト電車に揺られることもあれば、次から次へと電車を乗り換える分刻みのスケジュールを組むこともあります。

常に次の電車の発車時刻と現在時刻を把握し続け、時には急がなければならないこともある状況の中、ポケットやカバンからいちいちスマホを取り出して時刻を確認するのは実にわずらわしい。

でも腕時計があれば、

「左手をあげるだけ」

これだけで済みます。

あとは文字盤を使って方角を調べるなんて使い方もありますが、そんなサバイバルな状況に陥るほどの秘境はさすがに旅したことないですし。

それか漫画とかでよく見る、非常時にメリケンサックの代わりに使うとか?
だからそんな治安が世紀末な場所も行ったことないって。

音楽や読書や目覚ましなど、日常のあらゆる機能がスマホに集約されつつある今日このごろですが、私が旅に出るかぎり、腕時計だけはスマホに取って代わられることはないでしょう。

時計が究極にシンプルであり続けるかぎり。

よくみると文字盤などあちこち傷だらけ

今の腕時計を購入して4年が経ちました。

暗闇の中で茨城県の見知らぬ砂浜を数㎞歩いた時もあったり、高速バスに乗り遅れて分単位で電車と新幹線を次々と乗り継ぐハメになった時もあったりと、主人の奇行や窮地を何度も救ってくれた腕時計。

あやうく山形県のガチョウにかじられかけたこともありましたが、そんな私の相棒は未だ現役。

大切な旅の必需品です。


〇おまけ


・暗闇の中で茨城県の見知らぬ砂浜を数㎞歩いた話

・高速バスに乗り遅れて、分単位で電車と新幹線を次々と乗り継ぐハメになった話


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