結城 弘

小説家・ライター・火星の人類学者/旅が好きなので、旅行記を中心に更新しています!/著書…

結城 弘

小説家・ライター・火星の人類学者/旅が好きなので、旅行記を中心に更新しています!/著書『二十世紀電氣目録』『モボモガ』/第16回GA文庫大賞後期『イマリさんは旅上戸』入賞&刊行予定/webメディア「しがトコ」で地元滋賀のええトコを紹介する記事も書いています!

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自己紹介「私の作品と仕事について」

旅することが好きな、小説家&ライターの結城弘(ゆうきひろ)です! 初めての方に、この記事では私の仕事とnoteの方針について紹介していきます! 小説家として 2017年に「第8回京都アニメーション大賞」に小説作品を応募し「奨励賞」をいただいたことで、小説家としてデビューしました。 これまでに小説作品を2冊刊行させてもらっています。 1作目『二十世紀電氣目録』 奨励賞をいただいた記念すべき1作目の作品です💡 レーベルは京都アニメーション・KAエスマ文庫です。 時は明

    • ゆるくはなかったけど、テントから見たあの眺めは一生忘れられない。~初めてのソロキャンプ体験~

      今年の4月から『ゆるキャン△』season3のアニメ放送が開始されました。 ご存知の方もおられるかもですが、「キャンプ」ブームの火付け役となった作品です。 ゆるキャン△にハマりはじめたのは昨年あたりのことなのですが、実はそれ以前に、新たな趣味を開拓しようとソロキャンプにチャレンジしたことがありました。 今回は記念すべきソロキャンプの模様と反省をお伝えします! 初めてのキャンプ! 道具を揃えてさあ出発2021年。 もっと考えの視野を広げたいなということで、何か新しいこと

      • あの扉の向こうに、広がる世界

        • 気分はまるで平安貴族!船旅で楽しむ満開の桜と菜の花

          記事を書かせてもらいました! 満開の桜と菜の花を楽しめる、『びわこ疏水船』を取材しました。 滋賀と京都をむすぶ琵琶湖疏水。 普段は京都に水を送る役目を持つ疏水ですが、春と秋限定で船が運航されていることはご存知でしょうか? その名は『びわ湖疏水船』 琵琶湖から京都を結ぶ観光船に、この春乗船してきました! 広くて青い琵琶湖の世界。 スリル満点のトンネルに、遊園地のアトラクションのような演出の数々―― そして、トンネルを抜けた先には満開の桜と菜の花!? 今だからこそ味わえ

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        • ゆるくはなかったけど、テントから見たあの眺めは一生忘れられない。~初めてのソロキャンプ体験~

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          坂道をくだった先

          坂道をくだった先

          『春の東海道酒蔵巡り』イベントに参加してきた!

          春といえば、日本酒の季節。 なぜかというとこの時期は全国各地の酒蔵で蔵開きが行われ、蔵見学や試飲といった滅多にできない体験が味わえるのです! 地元・滋賀県でも、湖南地域の旧東海道沿いに点在する6つの蔵が中心となった『春の東海道酒蔵めぐり』というイベントが3月30,31日に開催されていたので、31日に行ってきました! JR草津線の電車に乗ってやってきたのは、近江鉄道や信楽高原鉄道と接続する『貴生川駅』です。 イベントでは各酒蔵で試飲や蔵開きが行われていますが、ここ貴生川駅

          『春の東海道酒蔵巡り』イベントに参加してきた!

          近況報告など

          2024年3月29日に、第16回GA文庫大賞(後期)に「拾宇勇気」名義で応募していた『イマリさんは旅上戸』という作品が入賞したことが発表されました! こちらの作品は本にしてもらえる予定ですので、また物語をお届けできます。何の賞をいただけるかは後日発表とのことなので、公表され次第またお知らせします! 既刊案内小説家としては既にデビュー済みで、これまでに京都アニメーション・KAエスマ文庫さんより小説を2冊刊行させてもらっています。 1作目『二十世紀電氣目録』 第8回「京都

          近況報告など

          「滋賀であじわう、春一番の一杯!」~キリンビール滋賀工場見学&試飲~

          春が近づいてきましたね。 暖かくなってきましたね! ビールが飲みたい季節になってきましたよね!! というわけで先日、滋賀県多賀町にある「キリンビール滋賀工場」に行って絶品の一番搾りを味わってきましたので、その模様をお届けします! 滋賀にある「一番搾り」の工場キリンビール滋賀工場は有料(一人500円)で工場見学を受け付けており、予約はインターネットから行えます。 今回もうしこんだのは「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」 キリンビールの歴史やビールの製造工程を工場見

          「滋賀であじわう、春一番の一杯!」~キリンビール滋賀工場見学&試飲~

          春の京都とトビカンナ

          今日は用事で京都市に行っていました。 昨日までの雨を忘れるほど空はからっと晴れ上がり、冬着でいるとじわりと汗ばむほど。 市内を流れる鴨川は増水ぎみで、水鳥たちが休める場所が限られていたせいか、いつもより遊歩道の近くでカワウやカモがのんびりしている姿を観察できました。 あの腹の白い鳥はなんだろう? 用事の前に、清水五条にある行きつけの喫茶店「WIndy」に立ち寄り。 そしていつものウインナーコーヒーを注文。 このお店ではコーヒーとクリームが別々で提供されるのが特徴です

          春の京都とトビカンナ

          手を振って、"いってらっしゃい"と言った ~SL人吉乗車記~

          「58654」 この数字、なんだと思いますか? これ、機関車の名前なんです。 愛称は「ハチロク」 可愛らしい名前ですが、なんと大正生まれの機関車です。 年齢は100歳を超えているにもかかわらず、その車体は大正時代からそのまま走ってきたかのようにピッカピカ! 球磨川の清流に沿って走るその姿は 他の現役車両に負けず劣らず、 雄々しく華々しく、 そして、力強かった。 2024年3月24日。 SL人吉として親しまれた「ハチロク」が、引退を迎えます。 私がハチロクと最

          手を振って、"いってらっしゃい"と言った ~SL人吉乗車記~

          金沢に行ったら、お寿司の概念が破壊されました

          「お寿司って、こんな食べ物だったんだ……」 金沢市は近江町市場にある回転寿司屋さん。 カウンター席に座った私は、ひとりぽかんと虚空を見つめていました。 『サンダーバード』で金沢へ北陸新幹線が福井まで延伸開業したことにより、金沢まで走っていた特急『サンダーバード』や『しらさぎ』が福井の敦賀駅止まりとなりました。 ダイヤ改正前に両特急に乗って金沢に行ったことは、以前の記事でお話しました。 日帰りですがせっかく金沢に来たということで、市内を散策することに。 というわけで

          金沢に行ったら、お寿司の概念が破壊されました

          朝にはサンダーバードに乗りて、夕べにはしらさぎと帰る

          2024年3月16日。 北陸新幹線金沢・敦賀間が延伸開業を迎えました。 昔は大阪から富山に通じていたJR西日本の特急『サンダーバード』も、北陸新幹線の延伸によって金沢どまりに短縮。 そして遂に今年新幹線が福井まで延伸されたことで、敦賀止まりとなりました。 だけど、 たとえその特急の道のりが途切れても、 思い出はこの先ずっと続いていく。 2024年ダイヤ改正前のとある日。 関西から『サンダーバード』『しらさぎ』に乗って、金沢に日帰り旅に出かけた記録をお届けします。 大

          朝にはサンダーバードに乗りて、夕べにはしらさぎと帰る

          掘ってみたら、戦国の城下町が丸ごと現れた ~福井・一乗谷朝倉氏遺跡~

          記事を書かせていただきました! 北陸新幹線開業にわく福井県の『一乗谷朝倉氏遺跡』について紹介しています! 2024年3月16日、北陸新幹線金沢・敦賀間が延伸開業を迎えました! "恐竜王国"として知られる福井県ですが、実は発掘すると出てくるのは化石だけではありません。 福井市にある戦国大名・朝倉氏の遺跡。 掘ってみると、なんと城下町が丸ごと現れた!? 復元された街に立つと、まるでジオラマの世界に迷い込んだようで、門をひとつくぐってみるだけで、現代と戦国を行ったり来たり。

          掘ってみたら、戦国の城下町が丸ごと現れた ~福井・一乗谷朝倉氏遺跡~

          さようなら『びわこエクスプレス』~琵琶湖線を駆けた通勤特急~

          滋賀県の通勤特急として、JR琵琶湖線(米原~大阪)を走った『びわこエクスプレス』 2024年3月16日のダイヤ改正で、時刻表からその名が消滅します。 「せめて最後に乗りにいきたかったなぁ」と落ち込んでいた私でしたが…… なんとこのたびお仕事で、通勤特急『びわこエクスプレス』に乗って滋賀から大阪まで“出張”させてもらえました! その記事がこちらです⇩ 朝焼けの湖国の風景。 思い出がよぎる車窓。 消えゆく「エクスプレス」がくれた特別な時間と景色をお届けします! ち

          さようなら『びわこエクスプレス』~琵琶湖線を駆けた通勤特急~

          ふるさとの山

          石川県生まれの文筆家・深田久弥は、著書『日本百名山』にこう記しているそうです。 私にとってふるさとの山は、三つあります。 まずは"近江富士"である野洲市の三上山でしょうか。 昔から毎日のように見てきた山でもありましたし、県外から帰るたびに、たとえ家に帰り着くまでまだまだ時間がかかりそうでも、車や電車の車窓から三上山が目に入ったたびに、「ああ、やっと帰ってこれたな」と安堵します。 でも最近は、滋賀県の湖北に佇む伊吹山にも同様の感情を抱くようになりました。 東海道新幹線の

          ふるさとの山

          文章を書くことは、パズルを作ることに似ている

          物を書く仕事をしていて、ふと考えることがあります。 「文章を書く」という行為を人に説明するなら、どんなたとえ方をしようかなと。 小説を書きはじめた頃は、頭の中で「ハミガキ粉のチューブ」をイメージしていました。物語のアイディアとは蛇口を捻ったら無限にふきだしてくるものではなく、基本的に捻りだす行為だからです。限界まで使いきったハミガキ粉のチューブを「まだ出るはずだ」とチューブを巻いてみたり、指でプレスしたりと、あるかないかわからない中身を捻りだす行為に似ているなと何度も考えま

          文章を書くことは、パズルを作ることに似ている