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#14 10分徒然日記 日本とカナダのいいところ。

前回の記事↓

カナダに来てから7ヶ月が過ぎた。カナダに住んでいると、日本にいた頃には気が付かなかった「日本の良いところ」を実感することができた。それと同時に「カナダの良いところ」も実感することできるようになった。

日本の良いところ

日本の良いところは、少し働いてちゃんとお金を貯めれば、海外に出ることができること。
日本では物価上昇に伴い給料が上がっているということはなく、ずっと横ばいであったというデータが有る。

そのことで「日本は終わった」「老後資金2000万なんて今からどうすればよいのか」「日本を捨てて海外に行って暮らすのが良い」と暗い話をよく耳にする。

それは一見間違えてないように見えて、何が終わったのか、2000万を貯めることは本当に難しいのか(年齢にもよります)、そして本当に海外に暮らすのが良いのか。

このような外部情報だけを頼りにして決めるのは勿体ないと感じたのが、カナダに来て思ったことだ。

語学学校に通っていたときも、いろんな国の人と知り合いになったが、多くの人が親の援助や夏休みを使ってちょっと外国に来たという人たちが多かったこと。

※話を聞いた中で一番凄かったのは、お家に飛行機のコックピットのシュミレータルームがあると聞いたこと。

羨ましくないかと言われると嘘にはなるが、逆に言えば自分は自分のお金で自分でカナダに来て過ごせたのがすごいことだったと気づいた。

また、やはり日本人ブランドは大きい。アニメの威力、ユニークな日本文化、そしてなんといっても長い歴史と言語。

こんなに日本に対して興味を持ってくれることに嬉しさがありつつも、日本文化についてあまり知らずより深く知ってもらえず、悔しい気持ちが大きかった。

ここはこれから伝えられるようになりたいと思った。

カナダの良いところ

自分は日本に来る前からずっと思っていたことだが、カナダの良いところは「多国籍国家」であるところ。

異なる文化背景、非ネイティブが多く住むカナダで皆英語を使ってコミュニケーションをとり、需要と供給が成り立っている。

違う民族が一緒に暮らしている。そのおかげもあるのか、みんな寛容であるし、他人を気にする人もいない。

また、日本と違うのは祝日が少ない代わりに、祝日ごとに大事なイベントが行われているように感じる。

Canada dayや州の祝日であるBritish Colombia dayは皆カナダの国旗にちなんで赤い格好やカナダの国旗の帽子や旗を持ち歩き、夜は花火を上げる。

アメリカ、カナダでは有名なThanksgiving dayは一年間の感謝をあらゆる物事に感謝をする日でその日は家族でご飯を食べる。

また、ハロウィンでは子供だけではなく大人も一緒に仮装して街に出歩いている。ハロウィンの装飾は家によって異なり、家の前の庭にお墓を装飾し、玄関前に大きい骸骨を装飾しているお家があった。(小さい頃見たら絶対泣いてる)

このように、祝日に対する関心度が日本より高く、なんのために祝日があるのかを認識できる。

お金も日本で働いていた時より全然もらっているが、そのことよりも自分は多国籍の中で一緒に生活しコミュニケーション取り仲良く暮らしているところ、祝日を重んじるところがカナダの良いとこらだと思った。



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