#15 10分徒然日記 ことわざからわかる日本とカナダ(北米圏)の文化の違い
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またもやすっぽかしてしまった。もういい加減毎日続けることはやめれば?と思うが発信することで自分の思考が整理されてスッキリする事がわかるからそれだけは続けていく。
以前、日本文化紹介イベントで初めてあったジョン(仮名)さんと仲良くなり、そこから関係が続き、この間初めて一緒にご飯食べに行った。
一緒にラーメン食べながら日本やカナダの文化の違いや日本料理美味しいよねとか色々と楽しくお話した。
ジョンさんは以前、3年ほど日本に住んでいた経験があり、そこで今の奥さんと出会い結婚、今はカナダのビクトリアで一緒に住んでいるとのこと。
それもあって日本語で話したり時々英語で話しかけて自分の英語の練習相手にもなってくれる優しい方だ。(ちなみに関西に住んでいたから日本語は関西弁)
ジョンさんから「日本語と英語のことわざ (idiom) は逆の意味なものがあるよね」と話してくれた。
全然気にしてもなかったことだったので興味が湧き、更に踏み込んで聞いた。
日本とカナダ(北米)の文化を表すことわざ
ジョンさんは日本とカナダの代表することわざを教えてくれた。
日本:「出る杭は打たれる」
カナダ:「Blaze on your trail」
”出る杭は打たれる”の意味は
日本社会・歴史的に見ても納得がいくと思う。
昔から島国であった日本は集落を作り周りの人々と協力しあって生きてきた。その中で身勝手に行動する人がいたら疎まれ、その集団から追い出されることだったろう。そうした歴史的背景から調和と平穏を重んじる日本文化が出来上がり、それは江戸時代を過ぎて明治、昭和と現代まで根深くついていると考えている。
だが、カナダでは日本のような上記のことわざはなく代わりに
”Blaze on your trail” "あなたの道に燃える(直訳)"という言葉がある。
これはマークさんから教えてもらって、意味は「あなた自身の人生が燃えるように広がっていく」ということから「自分自身の道を貫いていけ」ということわざである。
これはカナダやアメリカは日本のような単一民族ではなく多国籍国家であり他の人とは違うことが前提であるため、このようなことわざがあるのだとマークさんは言っていた。
ことわざがその国の社会背景を表しているという考えはなかったため、かなり新鮮なものであったし、自分も「Blaze on my trail」を忘れずに日々過ごして行こうと思った。
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