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手相とインナーチャイルドカードの複合セッションについて

なんで手相とインナーチャイルドカードを組み合わせたの? という本メニュー。
わかりにくいのですが、私が今一番こだわっているメニューでもあります。

その理由は、セッションがちゃんと相談者のものになるからです。

手相とインナーチャイルドカードは、それぞれ相術(形を見る)、卜術(偶然に表れた象徴を見る)と占術の分類では異なりますが、どちらも潜在意識を自覚することで、運命を切り開く力に変えるアプローチができる技です。

そして、インナーチャイルドカードでは、お客様にカードの印象をお話いただくのですが、手のひらの状態を見ながら進めることで、

1.カードの設問をより良いものにできる
2.セッションを通して相談者が自覚したことがもたらす変化を把握できる

以上の2点が得られるからです。

進め方はこんな感じ。

手のひらの状態をみながら、カードで行う質問を話し合って決める

まず、ご相談内容をお伺いしながら、手のひらを拝見します。通常の手相の鑑定ですと、見ながら気が付いたことをお伝えするのですが、基本的には伝えません。(後出しジャンケンみたいで、ごめんなさい…)

私は、インナーチャイルドカードのセッションでは、相談者が「自分で言葉にした自分の意識を自分の耳で聞く」というプロセスを大切にしています。まっさらな気持ちでカードに向かっていただきたいので、私が先に話すことで操作が入ってしまうことを避けています。

手のひらの状態を踏まえて、カードセッションの方針を決めています。
インナーチャイルドカードのセッションでは、設問の立て方が重要です(※1)。カードを読むのは鑑定士だけでなく、お客様にも読んでいただくので、そこを決めるのに丁寧に時間をかけます。質問を決めるにはご相談内容を掘り下げが欠かせなく、このやりとりをさせていただく上で、手のひらの状態を手がかりに相談者にとって納得感のいく質問を見つけられるように手相を利用しています。そして、実は、その過程でも多少なりとも状況の整理が行われます。

インナーチャイルドカードでの気づきからの変化を手相でチェック

そして、カードセッションに入ります。
展開されたカードを見ながらお話いただいたり、質問したり。ここでは私からもメッセージをお伝えすることもあります。

最後に再度手を見ながらのお話になります。

手相のみの鑑定でも、セッション中に手のひらの様子が変わってくる(※2)のですが、インナーチャイルドカードのセッションを終えたあとの方が、手のひらの様子が変わることが多いです。

その変化は、ご自身の潜在意識に起きた変化です。
カードを見ながら話したことで変化がもたらされたことを、体感していただくことができます。
微細な変化ではありますが、実際に変わる「最初の一歩」を見ていただけたらうれしいなと思いながら鑑定に臨ませていただいています。


さて、このメニュー、なにか良いネーミングができればいいんだけれど、まだしっくりくるものが見つけられていません。


ということで、モニターセッションをしばらくやろうと思っています。鑑定メニューに関しては、ホームページを作ったので、そちらに掲載しております。ご興味ある方は、ホームページからお問い合わせください。

※1 もちろん、タロットでも占的(設問)の立て方は肝になる部分です。展開されたカードの読み以上に、鑑定士の力量が表れるんじゃないかと思います。多くの鑑定士がご相談内容に合わせたアドバイスを導けるように、設問を翻訳をしてカードを展開しています。でも、限られた鑑定時間でそれを伝えている時間はもったいないので、伝えずにセッションを進めます。
※2 手相が変わる話は以前にも書いたことがありますが、長期に渡って変化をするだけでなく、話したり意識をすることで、個人差は当然ありますが、そのエリアに関する場所が赤くなったり線が出てきたりという変化が見られることがあるのです。


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