見出し画像

自分の言葉で話してみることの大きな効果

インナーチャイルドカードのセッションは、カード見てご自身でお話してもらいますと説明すると、「自分がうまく話せないかもしれない…」という不安を漏らすお客様もいらっしゃいます。

あと、「気の利いたことを言えない」と心配される方にもお会いしたことがあります。確かにカードリーディングというと、いろんな占い師さんがツイッターで発言しているような心動かす言葉が必要かも!と思ってしまうかもしれませんが、そんな表現力は必要ありません。
誰かの心を動かすのでは、自分自身の心を動かすのが目的です。なので、自分の中から出てくる語彙が、実は一番効きます。だって、発してる側と受け取っている側の言葉の定義にズレがないんだもの。(案外この言葉の定義のズレって大きいです。「この人の言ってること、イマイチよくわかんない」って場合は、言葉の定義がズレていることが原因で意味を理解する手前の段階で躓いていて、自分と異なる価値観を知るところまでたどり着いていない場合が多いです)

さて。インナーチャイルドカードでは、一度潜在意識を引っ張り出すことが肝です。
モヤモヤとした形のなかったものが、言葉という入れ物に入って形作られる。そうすることで、やっと存在を認識できます。
存在を認識するだけで、解決しちゃうこともあります。知ってほしかっただけってものもあるので。

存在を認識したら、次はそれにどう対応するかです。アドバイスを持ち帰っていただくようにはするので、その対応方法もその場で見つけることはもちろんするのですが、一度持ち帰ってもらうこともあります。

そもそも、ごく当たり前のことを書きますが、声に出すと、その音が聞こえます。
つまり、話すってアウトプットでありインプットなんです。インプットしてしばらく過ごすこと自体が変化の第一歩。その間に持っていたくなくなったら、捨てちゃって結構です。それも対応方法の一つです。

話すと比べると、書くだって書いた文字を見ればインプットできるのですが、私の実体験としては、音の方がインプット効果が高い気がします。
加えてインナーチャイルドカードの場合は、カードの絵と話す声の掛け合わせで、より印象に残るもかもしれませんね。ここはまだ経験不足なので研究したいところです。

自分の言葉でその存在が形作られた意識は、ご自身の中で少なからず影響を及ぼします。
人によっては、そうやって口にするだけで、手相のリンクする部分が活性化して、線が出てきたりします。(そこが私がインナーチャイルドカードと掛け合わせているポイントの一つですが、この話は別の機会に)

と、なんとなく難しく書いてしまいましたが、思う存分話したらスッキリした!!みたいな経験って誰にでもありますよね。
それがモヤモヤに姿かたちができて、発散できて報われるシンプルな例です。

もちろん、なんでもかんでも引っ張り出しはしません。その時に出したほうが良さそうなものを出すお手伝いします。それが私の役目です。
なので、話したくないことは話さないで良いですよと必ずお伝えしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?