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マンガ版『おカネの教室』連載開始! 第1話を無料公開!

ようやく、ようやく…。

ようやく!

マンガ版『おカネの教室』の連載を開始します!

マンガ化の経緯はこちらに。

コルクの佐渡島さんと漫画化に電撃合意してから、2年ちょい。
マンガ化発表から1年半。
「連載開始!」のはずだった2020年も軽く通過してからの、満を持してのスタートでございます。

はい、承知しております。
「能書きはいいから、はやく読ませろ」、と。
では、こちらから!

第1話「あなたのお値段、おいくら?」

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月2回ペースで連載!

いかがでしょうか。
いやー。

黒い!
黒すぎる!

あのホンワカした原作が、どうしてこうなった。
その辺りの経緯の前に、連載方法の概要を。

第1話に続いて、第2話は5月1日(土)にnoteに公開します。

今後、月2回のペースで私と漫画家ワタベヒツジさんのnoteのマガジンで同時無料公開します(有料で先行公開、から方針転換。ワタベさん、太っ腹!)

ワタベさんのマガジン、創作の裏話やカメとウサギの愉快な対話からなぜか生きるヒントが見つかるマンガ『幸せの重心』も先読みできます。私は定期購読しております。

私のマガジンはこちら。

「ダークなカイシュウさん」誕生秘話

さて、マンガのお話、というか、「なぜ、こんなに原作とギャップのあるのか」というお話を少々。

一言でまとめてしまえば、それは「マンガとして面白くするため」です。
私の理解では、そのために大事なのは「漫画家の作家性を存分に発揮してもらうこと」です。

一般論として、小説とマンガの文法というか表現のリズムの違い、キャラの立て方などが作品作りに反映されている面はあります。これも大きい。

でも、それ以上に、ワタベさんが一番描きたい、乗って描けるのが、「語り手をカイシュウさんとしたアナザーストーリー」的な物語だったのです。「漫画化決定」の投稿とは、キャラの絵柄も全く違っています。

ここまでたどり着くまでには、かなり紆余曲折がありました。
私とワタベさんの打ち合わせは、数十時間に達しています。
土台となる経済やお金について解説部分だけでなく、原作者・高井の脳内にのみ存在する裏設定というか、『おカネの教室』ワールドの世界観についてもかなり詳しくご説明しました。

たとえば、「ビャッコさんは小学校までは名門校に通っていたが、親に反発して中学から地元の公立校に移り、クラスで浮いている」といった部分や、作中には登場しないクラスメートの存在、カイシュウさんの若き日の苦い体験など、です。
「ヤングカイシュウ」のエピソードは、書き下ろし的な文章でお渡ししたので、今後、マンガで出てくる、かも。

『おカネの教室』という作品をしっかり咀嚼してもらったうえで、ワタベさんは何度も、何度も、何度も、納得いくまでネームをやり直してくれました。
ブラッシュアップされていくネームを見ているうちに、最初の違和感がだんだん消えて、読み手として純粋にマンガを楽しんでいる自分に気づきました。
あらためて、ありがとうございます、ワタベさん。

今は、ひとりの読者として「早く先が読みたい!」と楽しみにしています。

連載が完結したら、縦スクロールの作品を通常のマンガの書式に再構成して、電子書籍&あわよくばリアル書籍として出版したいなぁ、と夢を膨らませております。

皆様、ご愛読とご支援のほど、よろしくお願いします!

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ご愛読ありがとうございます。
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