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進捗だけが全てを癒してくれる

先月、まとめ日記という日記アプリをリリースした。
リリースした一瞬こそ、そこそこインストールされたが、現在は1日1〜3ダウンロードという低空飛行が続いている。

アプリリリース直後は、バズったりしない限り華々しいスタートを切れる訳もなくユーザーの声も得られない。
思えば、今でこそ40万ユーザーを超えた弊TODOアプリも出だしはちょいバズりしたが1週間後には閑古鳥が鳴いていた。

リアクションが乏しい状態で開発者ができることは進捗を出すことしかない。

  • 実際にアプリを触って生活をする

  • 身近なひとからフィードバックをもらう

  • 当たり前品質になるまで機能改善をする

開発者自身はリリースがゴールではなく、数手先までアプリの未来を見越しているはずだが、その打ち手の筋が良いかどうかは解像度が高くない状態だ。

上で書いた"進捗"の全ては、アプリに対する解像度を上げるために行う。実際に自分でアプリを触りながら生活するとデバッグ作業では発見できない気づきがあるし、ユーザーが乏しい時期の身近な人の意見は貴重だ。

リリース直後のアプリはMVPであり、コンセプトである機能以外は痒いところに手が届いてない状態のはず。アプリの機能が片手落ちと開発者自身が感じているのならユーザーも同じように感じている。
改善を続けユーザーの声が少しずつもらえるようになったら、ユーザーが本当に求めているものが何か輪郭がはっきりしてくる。

なので、手を動かして開発をし、集客に走り回る。

とはいえ、撤退ラインは決めておいた方が良い。前述した数手先の未来、のある一手をマイルストーンとし、そこまでやり切って集客が見込めないなら辞めるといった具合だ。

いずれにせよリリースだけしてアプリを改善しないまま解像度が低いのにアプリの成功を評価するのはアプリを諦めていることと一緒だ。
解像度が低いまま、コンセプトを崩すような改変をしようとするのは迷走であり危険だ。

アプリのリリース直後は、サラリーマンの仕事と違って掛けた時間に対するリターンがすぐ返ってこないので不安は尽きない。
…めっちゃ分かる。自分もそうだ😇

ただ"進捗だけが全てを癒してくれる"

成功するかしないかは進捗を出した先に輪郭がはっきりしてくる。白黒はっきりするまではやりきろう。

▼筆者が改善を続けていく日記アプリはこちら

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