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Kindle Fire HD8 の画面が割れたので直してみた。

元気です。

Kindle FireをYoutubeやNetflixを見るのに娘に使わせ始めていたのですが、ボトリと床に落とした拍子に画面がバキバキに割れてしまいました。

修理に出すと2万円近く取られるし、新しく買うには1万円くらいかかってしまいます。直さずに使うのも指が切れてしまうので、困ったものだと考えていました。
色々調べて見るとAmazonで、Kindle Fireのディスプレイキットが売っているので、これで直してみることにしました。

(2024年1月追記)
2024年1月に娘がまた落として画面を割ったので、また交換することに。

私は第10世代だったにもかかわらず、誤って第8世代のものを買ってしまったので、メルカリで格安で出品しています。
1枚限定ですので、第8世代の方、ぜひどうぞ!

『kindle fire tablet 8… (¥2,500)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪

(追記終了)


日本語でこれを直したというブログが全然見つからなかったので、記録がてら写真を撮りながら、直していったので、残しておきたいと思います。


届いた画面(左)と割れたディプレイ(右)

一緒に修理に必要なキットも入っています。

説明書など入っているかと思いきや何もなかったので、英語で探すとなかなか見やすいのがあったので、これを参考にしてみました。

まず、画面の脇からカバーを外します。

こんな感じでプラスチックのカバーを剥がしていく

くるりと一周剥がすと簡単に外れました。
この剥がすキットが無いと大変だっと思います。

内部

周りのネジを外します。かなりの容積をバッテリーが占めていることが分かります。ほとんど画面とバッテリーですね。タブレットって。

この後、ガラスを剥がしていきます。
この割れた「ガラス」はディスプレイの上に位置しており、ディスプレイの周りに粘着テープが貼られているような構造になっています。

ディスプレイ構造

これを剥がしていくのですが、テープがかなり粘着力が強いので、ドライヤーで温めて粘着力を落としながら剥がしていきます。


かなり入れにくい。


ドライヤーで温めてはがすと剥がれやすくなる

この工程が一番むずかしいところでした。結構ガラスがバリバリに割れてしまいました。そして、力を入れすぎてしまい、少しディスプレイ側に傷をつけてしまいました。


剥がし終わり。

写真のディスプレイの右端に少し白い線が見えますが、傷をつけてしまいました。

次にマザーボードの接続端子を剥がします。


真ん中下のオレンジのシールが貼られているのがディスプレイの接続端子

この正方形の接続端子は正方形の右上で接続しているので、ピンセットで接続を外します。マザーボードには両面テープで貼られているだけなので、ドライヤーで温めて剥がします。

写真だとわかりにくいのですが、マザーボードを浮かせなければこの端子の着脱ができないので、マザーボードを浮かせます(外さなくても良かったです)

構造的にはこんな感じ

マザーボード側に端子を回すためにマザーボードを浮かせます。


これで完了!

ネジを止めて、テストしたら無事に動きました。


動いた!

少しディスプレイ周りが傷がついたり歪んでしまったけど、まずまずの出来栄えではないでしょうか。

タブレットも捨てればゴミになってしまいますが、直せばまだまだ使えます。
動画を見るだけなら十分すぎる端末なのでもう少し頑張ってもらおうと思います。

所要時間は1時間の冬の自由研究でした。


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