プロットはしっかりつくる派?ゆるっと派?
気づけばもう9月。
まだまだ暑いですが、風も雲も、虫の声も葉の色も、すっかり秋めいてきましたね。
ものがたりを書くみなさんが「プロット」を書くのか書かないのか、書くならば、どんな風に書いているのか、いつも気になっています。
プロットだけではなく、どんな風にお話をつくっているのかも知りたいです^^
と、思っていたら、朱野帰子さんがご自身の短編づくりの過程を公開してたーー!!
無料で見てしまっていいのかしら……、とソワソワしてしまうほど、なるほど、すごい、おもしろい!の連続でした。
自分にどんな方法があっているのか、何ができるのか、迷って悩むことばかりなので、いろんな手法を知ると「まねしてみよう!」と元気がでます。たとえまねっこだけでも、ちゃんと前進してるんだぞ、と感じられるのはうれしいです。
朱野さん、ありがとうございました。
さて。
わたしが書くプロットは、もともとざっくりした流れを書くだけのものでした。
▼ちなみにざっくりレベルはこんな感じ。
①登場人物たちの名前を書いて、性格を書く。
②どんな世界かを書く(SFとかファンタジーとか、現代とか未来とか)
③起承転結のできごとを大きな事件ごとにまとめる。
そんなざっくりプロットですが、400字詰め原稿用紙で100〜400枚は書き上げることができます。
しかし!担当編集さんにアドバイスをいただく中で、わたしはやっと気づいたのです。
ざっくりプロットでお話が書けるほど、
わたしには才能も技術もないなあ…。
プロットをしっかりつくってしまうと、お話が小さくまとまってしまうとか、登場人物たちの動きがなくなってしまうとか、きっとたくさんのデメリットもあるんだと思います。
でもわたしは、デメリットを感じられるほど、多彩にものがたりを表現できるレベルじゃなかったようです。いや、確実にそうでした。未熟度が非常に高い。
と、いうことで。
今回は、しっかりプロットをつくるために用意したわたしの相棒をご紹介します◎
1.クロッキー帳
プロットを最初からパソコンで書く人もいるかと思いますが、わたしは断片的にしかお話が浮かばないので、ひとまずクロッキー帳になんでもかんでも書き出します。
お話を考えていたつもりが、いつのまにかキャラたちの暮らしを考えていたり、ものがたりのテーマに悩んだりと、あちこち飛び火します。それも全部、どんどこ書いていきます。
marumanのクロッキーはデザインもかわいいし、リングも邪魔になりにくいのでとても使いやすいです◎
最初は大きなMサイズを使っていたのですが、あまりにも大きくて持ち運びしにくかったのでSサイズになりました。
ノートPCと同じくらいのサイズ感で、すっきり重なって気持ちよいです^^
2.付箋
書きたいシーンをとりあえず書き出す用です。たくさん書き出した後で、ものがたりの時系列にそって並び替えができるので便利です。書きまくった付箋は、クロッキー帳にベタベタ貼ります。
でか付箋から細長ふせんまで、ある程度の文字が書けるサイズを試した結果、5cm四方の四角い付箋が一番使いやすかったです。見た目もかわいいので、やる気もUP!
3.モノグラフマルチ
最終的に、「プロット」としてまとめるときはパソコンに入力しますが、脳内整理は必ず手で文字や記号やイラスト(めちゃヘタ)を書きます。
モノグラフマルチは、2色ボールペン+シャープペン+消しゴムという超優秀さんです。しかも細身で持ちやすい。
ひとつ問題があるとすれば、わたしの筆圧が強すぎて折れてしまうこと。
これはモノグラフマルチに限らず、プラスチックボールペンあるあるです。手も疲れるので、筆圧を下げる方法を知りたい……。
4.パソコン
クロッキー帳に書き出した案を、パソコンでまとめます。わたしはwordを使っているのですが、便利なようで不便なところも多々あるので、他のソフトも試してみたいです。
mac利用歴が長いので、現在もmac bookを使っています。あちこちへ持ち運べるように、いつもノートPCを選びます。
5.プリンター
仕上がったプロットは、画面上で確認してから、印刷してさらに考えます。紙に印刷した方が、頭に入る気がするのはわたしだけでしょうか??
印刷はコンビニでもよいのですが、気軽にいつでも印刷できるって便利だなーと思うので、家庭用プリンターを使っています。
黒インクさえあれば、事足りることが多いので、今度買うときは多色プリンターじゃなくてもいいのかも?と思っています。
以上、5アイテムがわたしの相棒です^^
お気に入りの文具を使うと、やる気もでるので一石二鳥。
今回は相棒紹介でしたが、プロットについては、また何度か書きたいと思います。
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