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chatGPTがあれば、小説家はいらない?

今回の記事を熟成し続けていたら、
chatGPTと芥川賞が話題になっていました。
なんとびっくり。

わたしはまだ、ChatGPT を使ったことがありません。
もっぱらgoogleのBardを使っています。
間違った情報も多いけれど、非常に便利だと感じます。

SF好きとしては、chatGPTをはじめ、
AIが成長する毎日にとてもワクワクしています。

でも、
「ChatGPTがあれば、人が文章を書く必要はなくなる」
なんて話を聞くと、物語を文字でつくる者として、
本当ですか!?と焦ってしまいます。

これからも物語をつくり続けたいのに、
生存の危機です・・・。

人間が書いた物語の方が優れている!
と、思いたいのは山々ですが、
物語の世界は趣味嗜好の世界です。

ベストセラーを読んだからといって
必ずしも好きな物語ではないように、
AIが書いたからといって、
つまらないとは限らない。

困りますね、本当に困ります^^;

とはいえ。
本当は困ることなんて
ないのかもしれません。

世の中に、小説家が増えただけと考えると
たしかにその通りで、何も困らない。
AIから生み出された文章を作品にしたとて、
共著と何が違うかと問われたら説明がムズカシイ。

人間が書いたように文章を構築できるChatGPT。
本当に便利な世の中になったなと思います。
テクノロジーの進化すげえ、と感動しかありません。

さて、ここで問題です。

「ここまでの文章は、誰が書いたでしょうか?」


実は、AIが書きました。


と、いうのはウソです!!!!!!!!!
ちゃんとわたしが書きました^^

AIはとても便利ですが、
この文章は誰が書いたのか?
が、とても不明確です。

「本物」と「ニセモノ」の
区別がつかなくなりますね。

もし、わたしが学生だったら、
読書感想文もレポート作成も、
全部AIにお願いするかもしれません。

ネット記事やウィキペディアのコピペより、
先生にバレない気がするので^^;

AIがつくった文章と人間がつくった文章。
区別するのは、とても難しくなりそうです。

AIの能力恐るべし。
人間の個性が消し飛びますね。

人間とAIはだんだん近くなり、
友達になり家族になり、
分身になる日が来るかもしれません。

では、そんな未来が来ても変わりそうにない
「人間にあってAIにはないもの」は何でしょう?

倫理観や道徳観?
それとも常識や空気を読むチカラ?
はたまた愛や情熱?

わたしは「好奇心」「探究心」だと思います。
AIも人間の「好奇心」と「探究心」の賜物ですよね。

もし今後、わたしの代わりに
AIが何でも文章を書いてくれたらどうするか。
そう考えたとき、わたしはきっと
今と変わらないだろうと思いました。

AIからアウトプットされた文章を読んで、
何度も何度も読んで、
結局あれこれ書き直すと思います。

使いたい言葉を選んで、
気持ちの良いリズムに整えて、
読んでほしい誰かを想う。

もっといい言葉はないかな?
もっと心地いい表現はないかな?
もっと短くできないかな?
もっと漢字を減らそうかな?
もっと映像的にできないかな?

もっと、もっと、もっと、もっと。

考え出したら止まらない
「好奇心」と「探究心」が
むくむくと顔を出すと思います。

結局、こんなにもたのしいことを
AIにやってもらうなんてもったいない。
というのが、いま思うところ。

話し相手にはなってほしいけど、
わたしの言葉はわたしが書きたい。
AIとは、あれこれ相談し合えたら
とてもたのしいなと思います◎

「そこまでこだわる必要ないよ」
「自動生成の文章で十分だよ」
「おもしろければなんでもいいよ」

と言われてしまえばそれまでですが、
物語を考えて、文章で表現する。
ただその行為がたのしいので、
きっと止めることはできません笑。

何歳になっても、どこでどう暮らしていても、
ワクワクが止まらない「好奇心」と
もっともっとを求める「探究心」があれば、
どんな時代でも、きっとしあわせ。

「好奇心」と「探究心」
なんて大袈裟かもしれませんが、

「かっこいいダンスにワクワクが止まらない」
「鮮やかなネイルにときめきが溢れる」
「美味しいパンを探して食べ比べたい」
「心地よく眠れるお布団が大好き」

そういうささやかでしあわせな気持ちが、
「好奇心」と「探究心」なのだと思います。

長くなってしまいましたが、
とりあえずわたしは、文章を書いてくれるAIよりも、
家事を丁寧にしてくれるAIに出会いたいです笑。

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