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学校再開で、ムスメと話をしました。

おはようございます。
今日は分散登校最終日。
いつもより早めに登校しました。
入学してからずっと、通学路の真ん中まで、ぼくかかみさん、そしてワンコと一緒に歩いています。
送って行って戻ると、ちょうどかみさんが出社。
車が見えなくなるまで、見送るワンコ。

昨日は、お寺からの行き帰りの3時間、ムスメといろんな話をしました。
学校再開は嬉しいようですが、自宅小学校と、その分校のお寺小学校も、それなりに楽しかったようです。
再開後の授業日数が少ない分、いろいろ先生も子どもたちも大変だと思います。
ムスメと今後の方針について、いくつか相談して決めました。

【自宅小学校、時々分校のお寺小学校の基本方針】
①無理して学校に行かなくてもいい

義務教育を受けさせる義務があるのは、ぼくたち親の方なので、気分がすぐれず、行きたくない時は無理せず。
※ただし、前日夜更かしして眠いとかはダメ。
②無理して周りに合わせない
嫌なことはイヤって思っていいし、無理して合わせなくてもいい。
和を以て尊しは、お寺の本堂の一番右側の聖徳太子さまの言葉。
仲良くすることは大事で、耳は2つ、目も2つ、口はひとつだから、まずはよく周りの話を聞いて、自分の目で見て、自分に自信を持ってお話すればいい。
そして和して同ぜず。
無理してまで周りに合わせることはしなくてもいい時がある。
③自分で復習、できれば予習をする
まだ低学年なので、ぼくかかみさんと一緒に復習。
わからないところが、一番大事で、どうやったらわかって楽しくなるかを一緒にやっていこう。
時間があれば、明日学校でやることを予習する。
そうすれば、みんなが塾に行ってるからという消極的な選択肢で時間を無駄にしないで済むし、あなた(ムスメ)の学習にとことん付き合うのは、親の義務。
④学んだことは、将来の糧になる
自分が面白いと思ったことはどんどん学べばいいし、
苦手と思って、食べず嫌いにならなくて、まずはやってみて、楽しくなるようにやってみることが大事。
学年なんか関係なく、どんどんやればいい。
⑤人生は自分のもの
テレビやネットでは、とかく「〜が悪い」なんて言ってるけど、人生は自分のもの。
たとえば宿題をぼく(おとん)が代わりにやることはできるけど、それって宿題を出す、と言うどうでもいいことで、やってみて、わかって、楽しい、というチャンスを失っているということ。
自分の人生なんだから、誰も変わることができないからこそ、どうすれば自分が楽しく過ごせるか、工夫をしよう。
⑥時間は有限
お寺で過ごしているからわかると思うけど、人間はいつ死ぬかわからない。
だからこそ、限られた、いつなくなるかもしれない時間を大切に。
それは、自分の時間と他人の時間。
テレビもネットも面白いけど、ある意味時間を浪費する「バカ製造機」。
その時間、本を読んだり、散歩したり、家族と過ごした方が、ホントは楽しいね。
⑦自分の機嫌は自分でコントロールしよう
人に当たるのは、やめよう。
※ただし、ぼく(おとん)には当たってもいい。
言葉は人を優しくきもちにする時と、その反対で、ひどく傷つけてしまうことがある。
だから、ちょっと考える余裕をもとう。
⑧そろそろ大人の練習をしよう
親と子どもの関係は、ずっと続くから、ぼく(おとん)とかみさん(おかん)は、全力で支えます。
でも前から気がついてるかもしれないけど、なるべく子ども扱いしないようにしてます。
地域の人やお寺を支えてくださっている方にお世話になっていることを理解しながら、ゆっくり大人になる練習をしよう。
まずはご挨拶。そして身の周りのことは自分でできるようにしよう。
⑨ものは大事にしよう。
我が家もお寺も、古いものがたくさん。
コンビニやスーパーに買いに行っても、代わりは売ってません。
長い時間、誰かが大事にしてきたから、10年、50年、100年以上経ったものが、普通に置いてあります。
子どもは元気で騒いでもいい、というのは時と場所があってのこと。
日ごろ使っているものも、大切に使うと、長持ちするだけじゃなくて、持ってるだけ、置いてるだけで、キモチが落ち着きます。
⑩自分を大切にすることが、他人を大事にする第一歩
今あなた(ムスメ)がいるのは、ぼく(オトン)とかみさん(おかん)がいるから。そのまたお父さんお母さんがいて、10代さかのぼると、1024人の人がいて、自分(ムスメ)の命が成り立ってます。
そう考えると、自分の中にそれだけたくさんの人の命と思いと願いが、いっぱい詰まっている、ということ。
自分を大切にすることは、他人を大切にすること。
あなた(ムスメ)の周りの人にも、ひとりひとりそれだけ大切な人と、その思いと願いがあるということ。
人だけではなくて、動物にも、魚にも、虫にも、植物にも。
だから、ありがとうといただきますという言葉があることを、日々忘れないようにしよう。

ざっとこんなことを話しました。
ムスメ向け、というよりも、
ぼく自身にいえること、大切にしなきゃ
いけないことでもあります。

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