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好きなアーティストについて語る② - UNISON SQUARE GARGEN

正直言ってニワカですが、かなり気に入って聴いているバンドです。


UNISON SQUARE GARDENとは

多くの人が知っている人気ロックバンドですね。トリオというシンプルな形態ながらも、各メンバーのテクニカルな演奏と変幻自在なノリで楽しませてくれます。

バンドのソングライターでベースの田淵智也氏は、あちこちで曲提供をしていますね。僕はLiSAさんの「RISING HOPE」が初聴だったかな。ムーブしっぱなしでコアで、どこ行くんだこの曲? みたいな畳み掛ける展開。今年7月にリリースした七海うららさんの「Seventh Heaven」も鬼畜なコード進行とメロディでコメント欄が「田淵・田淵」で盛り上がっていました。お前ら、七海さんの歌を聴けよ💧 時々見られる田淵氏とPENGUIN RESEARCHの堀江晶太氏で組む提供曲は、僕は「混ぜるな危険」という気持ちで聴いています。

ギターボーカルの齋藤宏介氏は、特徴のある高めの声で飄々と冗談を交えながら歌う感じがとてもユニークです。ギターはストラトキャスターがメインなのかな。ギラギラした音がいかにも「ロック!」って感じで好きですし、ワウやワーミーなどを駆使した攻めたギタープレイもカッコいいです。

ドラムの鈴木貴男さん、なんかすごく「達人」な風貌があって、実際相当ややこしいフレーズを叩きまくるプレイがよく似合います。タムを絡めたドラムパターンや、軽快なロックにも関わらず突如現れるツーバスプレイなど自由さが伺えます。

UNISON SQUARE GARDENとの出会い

先ほど書いた通り、田淵氏の提供曲は以前から耳にしていました。UNISON SQUARE GARDENそのものを聴き始めたのは2020年頃とだいぶ遅いです。「世界はファンシー」、この曲の頭おかしさに惹かれたのがきっかけです。

UNISON SQUARE GARDENというと甘い雰囲気のポップな曲も多いのですが、僕はどちらかというとこのバンドの攻めた曲達の方が好きです。とはいえ、このボーカルの歌声にはポップソングもとてもよくハマっています。スタジオ版のアルバムはほとんど購入していますが、多様なスタイルの曲を楽しみながら聴いています。

推し曲

世界はファンシー

意味不明な歌詞を早口で捲し立てる、頭のおかしな曲。MVも相当訳わかんないんですけどね。とにかく攻めて攻めて攻めまくる、ネット系ミュージシャンだと割とこのスタイルって見かけるのですが、メジャーのバンドがここまでやるのは勇気あるなぁと感心します。それでもおかしいだけじゃなく曲としてしっかり完成されているし、シングルリリースに突っ込んでくるだけあって、非常にキャッチーですよ!

Phantom Joke

雰囲気のある真面目なロックです。タイトルの「Phantom Joke」の名の通り、「冗談だろ?」と思うような割り切れない想いを、夢のように儚いサウンドワークで表現した逸曲。2コーラス目の頻繁に拍子を変えてくる部分や、ギターソロ途中のブレイク部分からソロ後半に流れ込む切替えの鮮やかさ、幻想のように風に流されていくサビのメロディ、とにかく最初から最後まで大興奮で聴ける作品です。

カオスが極まる

おしゃれな感じを伺わせつつ、荒々しいサウンドで殺伐とした尖った世界観を突きつけてくるロック曲。「プログレバンドか?」と思うくらいの派手な仕掛けも、間奏部分にはガンガンに盛り込まれおり、バンドマン・楽器プレイヤーとしての彼らの優秀さも伺える作品です。このバンドの手を抜かないアレンジと演奏、巧みなワードセンスで綴られる歌詞、MVで暴れまくる田淵、何もかもカッコ良いですね!

ではでは〜。

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