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【占い】知りたい内容によって、合う占いと合わない占いがある?!-占いの役割は?種類は?合う占いの探し方-

私は実は、7~8年前頃から個人的な趣味で占いをやっていました。
相談室では、あまり表には情報を出していませんが、占いもやっており、四柱推命とタロット・オラクルを主軸に、宿曜・数秘等を用いています。
占いの希望者は、現在は1ヶ月に1人くらいですかね。
(有料としているからかもしれませんが)

鑑定をさせていただいた人たちからは、「当たってます…」とか「なるほど、だからかー!」とか、様々良い感想をいただくことが多いです。

皆様の中には、占いに興味がある方、興味はあるけど結果を聞くのがなんとなく怖い方、そもそも敬遠している方、様々いらっしゃると思います。

私が感じる占いのカタチとは、なにより自分自身や相手のことを深く知れることが良いところだなと思います。
自分自身を鑑定したことで、自分の持つ性格や特性、適職、人間関係の築き方の傾向なども知ることができて、適職が専門職で天職だということも知りましたし、占う前よりも無理をしなくなりました。

ただ、様々な占いを学び、経験をすると、占う内容・テーマによって、合うツール・合わないツールが存在することに気がつきます。
また、鑑定する人によって、分野に得意・不得意がある。
これは吃音相談でもというか、医療・リハビリテーションでもいえることかと。

占い選びで最も大切なことは、「何を占ってほしいのか」を明確にすることです。占いは万能ではないので、相談内容に合った占いを選ぶと良いでしょう。
また、鑑定をしてくれる人においても、得意な占術・鑑定内容のほか、丁寧な対応ができるのか、言いにくいことも指摘してくれるのか、具体的に回答してくれるのか、などが押さえられていれば満足いく占いに近づくでしょう。
それぞれのツールや人の特徴を知って、自身に合うものを選んでいくと、より効果的なアドバイスというのが得られると思います。


では、ここからは、それぞれの占いの特徴をみていきましょう。

占いには、大きく分けて3つの種類があります。

■命術(めいじゅつ)
命術は、生年月日や出生地など「個人の生まれ持った情報」を利用する占術です。命術には、西洋占星術・四柱推命・インド占星術などがあります。

<命術で占えるもの>
命術は、持って生まれた性質や才能、運命、運勢などを占うことに適しています。また、必要な情報がそろえば、相手との関係性を判断することも可能です。

【例】
自分の適職や適性を知りたい
今年はどんなことに気を付けたらいいか
自分と気になる人との相性はいいか

■卜術(ぼくじゅつ)
卜術は、占いを行う瞬間の偶然性からメッセージを受け取る占術です。偶然が結果を大きく左右します。
卜術には、タロットカードやルーン占い、易、おみくじなどがあります。

<卜術で占えるもの>
卜術は、時間の経過とともに変わっていく事柄を占うのに適しています。そのときの人の気持ちや、半年ぐらいまでの短期的な運勢などを鑑定するのが得意です。

【例】
彼の気持ちを教えてほしい
今の最善の選択肢はどれか聞きたい
なくしものは見つかるか

■相術(そうじゅつ)
相術は、目に見える姿や形をもとにそのときの状態や将来の変化などを占う占術です。主に、人相学・手相・姓名判断などがあります。

<相術で占えるもの>
相術で占える代表的なものには人の顔や手、家、そして文字で表せる名前があります。

【例】
生まれてくる子どもに付ける名前の候補を鑑定してほしい
運気の上がる間取りが気になる
恋愛運をアップさせるメイクが知りたい

電話占い調査隊ページ

このような感じです。

私は、その中から、一番しっくりくるなと感じた「四柱推命」と「タロット・オラクル」を主軸に選んで占いに取り入れています。
(宿曜占い、数秘、姓名判断も使います)

では、使用するツールによる、より詳細な違いをみていきましょう。

■西洋の占い
西洋とは、アメリカやヨーロッパの国々を指します。独自の歴史や文化により、さまざまな占いが生まれました。

<西洋占星術>
西洋占星術は、生年月日と生まれた時間・場所から「星の配置(ホロスコープ)」を割り出して占います。現代では科学的根拠はないとされていますが、コペルニクスやガリレオらが地動説を唱えるまでは、天文学と同じ「星学」として研究されていました。
12星座占いはこの西洋占星術の一部を切り取って簡易化したものです。

〇種類:命術

<ルーン占い>
ルーン占いは、ルーン文字が描かれた25個のアイテム(石、木片、カードなど)を使って、吉凶を読み取る占術です。起源には諸説ありますが、北欧神話の最高神オーディンが生み出したとも伝えられています。

〇種類:卜術

<カバラ>
カバラとはユダヤの「神秘主義思想」のことで、占いではカバラ数秘術(すうひじゅつ)を指します。数学者ピタゴラスが生み出した数秘術の影響を受け、ユダヤ文化特有の発展を遂げました。
生年月日から算出された「誕生数」をもとに長期的な運勢を占う方法や、運気を知りたい年を加えた「年運数」から1年間の運勢を占う方法があります。

〇種類:命術

<西洋手相学>
西洋手相学は、運命線や生命線、結婚線などと呼ばれる手のひらのしわや、手の形、手のひらの隆起によって運命などを鑑定します。左右どちらの手を見るかは流派によって異なるようです。
手相学は約5,000年前のインドで生まれ、それが東洋や西洋全体に伝わる過程で変化したり解釈が加えられたりして、東洋手相学と西洋手相学に分かれていったと考えられています。日本で馴染みがあるのは西洋手相学のほうです。

〇種類:相術

<オラクルカード>
オラクルカードは、神様や自然界などからのメッセージを受け取るためのカードとされています。カード枚数は44枚が一般的ですが、トランプやタロットカードのように決まってはいません。また、恋愛、仕事、人生といったテーマごとのカードがあるのも特徴の一つです。
カードには短いメッセージが書かれていますが、ネガティブな内容のカードがないため、占いで嫌な結果を聞きたくない方に向いています。

〇種類:卜術

<タロットカード>
タロットカードは、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナで構成されています。計78枚のカードから1枚(または数枚)を選び出して鑑定する占術です。
大アルカナにはそれぞれ「皇帝」「魔術師」「運命の輪」「死神」などの名前があり、占いをするうえで大きな意味をもちます。一方、小アルカナは細かな感情の動きなど詳細を示すのが役割です。

〇種類:卜術

■東洋の占い
東洋とはアジア諸国の総称で、特に日本や中国、インドなどアジアの東部・南部を指します。東洋の占いは、4,000年の歴史をもつ中国発祥の占いが多いようです。

<四柱推命>
四柱推命(しちゅうすいめい)の四柱とは、生年月日と出生時間をもとにした年柱、月柱、日柱、時柱のことで、推命は、運勢占いという意味です。つまり、誕生したタイミングから運勢をみます。
また、四柱に甲、乙、丙といった十干(じっかん)と、子、丑、寅といった十二支(じゅうにし)を当てはめて結果を導く占術は的中率が高いことから、「占いの帝王」とも言われています。

〇種類:命術

<人相学>
人相学は、病気を診断する方法の一つとして古代中国で研究されてきた学問で、「観相学」とも呼ばれています。
顔の各部位の形や位置などをもとに、能力・性格・運勢を判断しますが、その中の運勢判断の部分が人相占いとなりました。現在ではいろいろな要素が加えられ、開運メイク法などが人気になっています。

〇種類:相術

<風水>
中国発祥の風水は、もともと土地の善し悪しを占うものでした。それが数千年にわたって研究された結果、現在では「気」の力を利用した環境学という側面が強くなっています。
日本では、恋愛運、仕事運、金運などを上げる開運術として利用する人が多いようです。

〇種類:相術

<インド占星術>
インドに伝わる占星術は、生年月日、出生時刻・場所から「出生図(バースチャート)」を作成し、星座や星の位置などからその人の運命などを占います。
西洋占星術とよく似ていますが、両者では12星座の位置に約24度のズレがあり、同じ牡羊座でも、西洋占星術では3/21~4/19生、インド占星術では4/14~5/14生となる点が大きな違いです。西洋占星術はあまり当たらないと感じている人は、インド占星術を試してみるとピンとくる結果が得られるかもしれません。

〇種類:命術

<易>
古代中国が起源の易(えき)占いは、筮竹(ぜいちく)と呼ばれる50本の竹ひごを交ぜたり扇形に広げたりして八卦(はっけ)を出す占術です。八卦は自然界に存在するすべてのものを表すとされていて、八卦の組み合わせで今後の流れや吉凶を鑑定します。
占いは当たりもするがはずれもする、という意味で使われる「当たるも八卦、当たらぬも八卦」というフレーズは、この易占いの八卦が由来のようです。

〇種類:卜術

■日本の占い
日本発祥の占いについても見ていきましょう。

<姓名判断>
日本人が考え出した姓名判断は、名前の画数から吉凶を判断する占術です。中国の陰陽五行説などを参考にして発展しましたが、字画を数えるのに旧字体を用いるか新字体にするか、など意見が分かれ分裂していきました。現在では300以上の流派に分かれています。書店などで売られている「姓名判断」や「名前辞典」で、解釈が異なっていることがあるのはそのためです。一概にどれが正しいとは言えませんが、自らが選んだ占い師(もしくは書籍)があなたにとって正しい、という考え方もできます。

〇種類:相術

<血液型占い>
日本で生まれた血液型占いは専門的な知識がなくてもわかりやすく、血液型が4種類だけで覚えやすいことなどの特徴もあり、日本中で流行しました。
日本血液製剤協会によると、日本人の血液型はおおよそ、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%とされています。アメリカ人の約8割がO型だと言われているのに対して、日本人の血液型はバランスよく分かれていることが特徴です。これも血液型占いが日本人に好まれた要因の一つと言えるでしょう。

〇種類:命術

<九星気学>
九星気学は、古代中国の「九星術」をベースに園田真次郎がまとめた日本固有の占術です。
生年月日をもとにした九星に干支や陰陽五行を組み合わせ、吉方位を鑑定して開運を図ったり相性をみたりします。
九星とは、宇宙に存在するすべてのエネルギー(気)を9つのパターンに分類したもの(一白水星、二黒土星、三碧木星など)で、夜空にある「星」を意味するものではありません。

〇種類:命術・卜術・相術(3つの要素が含まれる)

■その他
占いの中には特殊な能力を活用するものもあります。

<霊感・霊視占い>
霊感・霊視占いは、占い師の霊的な力で現在・過去・未来を読み取ろうとする占術です。前世占い、スピリチュアル占い、チャネリングなどがあります。自分の前世やオーラの色を知りたい、など通常の占術では占えない内容も相談できるのが特徴です。
※チャネリングとは、スピリチュアルの世界や常識を超えた高次元の存在からメッセージを受け取ることです。

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個人的には、四柱推命は的中率は確かに高い印象があります。
ただ、学ぶとなると、結構勉強しなければいけません。

タロットやオラクルは、鑑定する人自身が感じたもの・読み取ったものを表現するチカラが必要になるかと思います。

これは余談かもしれませんが、占いには明らかに向かないなという人がいます。
それは「都合の良いように鑑定結果を捻じ曲げてしまう人」です。
良い情報だけを取り入れながらいくのは大いに良いですし、結果から学んで未来の行動を変えていくことはとても重要ですが、結果は結果として客観的にとらえることが必要かと思います。


ここまでいろいろと書きましたが、鑑定をしてもらう側もそれぞれの占いツールの特徴を知って占い(鑑定)を受けることで、より効果的で的確な結果を得ることができると思います。

参考になれば幸いです。また、興味のある方はお知らせください。

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