7-19 日本ビール検定 2級予想問題集19 問91~95
ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
また年2回実施される日本ビール検定(びあけん)対策として。
力試しの予想問題集を作成しました。
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2級予想問題集19 問91~95
問91 新ジャンル(第3のビール)
新ジャンル(第3のビール)の説明として、誤っているものを次の選択肢から選べ。
a. 第3のビールとは、マスコミによる造語である
b. 2003(平成15)年、サッポロビールが新ジャンル商品を初めて開発した
c. 酒類としての品目は、2種類に区別されている
d. 2023年10月の法改正で、酒税額は上がるが品目は変わらない
問92 オフフレーバー
製造過程や保管環境により、ビール本来の香味を損なうにおいをオフフレーバーというが、代表的なオフフレーバーとして「ダンボール紙のようなにおい」の原因物質はどれか。次の選択肢から選べ。
a. チオール化合物
b. トランス-2-ノネナール
c. ジアセチル
d. 硫化ジメチル
問93 トラピストビール
トラピストビールの銘柄と醸造修道院の組合せで、誤っているものを次の選択肢から選べ。
a. ウェストフレテレン - シント・シクステュス修道院
b. オルヴァル - オルヴァル修道院
c. シメイ - ウェストマール修道院
d. ロシュフォール - サン・レミ修道院
問94 麦汁のろ過
麦汁のろ過の説明として誤っているものを次の選択肢から選べ。
a. 麦汁のろ過は仕込み工程で特に時間のかかる工程である
b. ロイター式とフィルタープレス式、ケークろ過の3種類がある
c. 強制的なろ過を行うと、ビールの泡持ちや香味の安定性に悪影響が出る
d. ろ過された固形分の層(もろみ層)に湯をかけ第二麦汁をとる
問95 低温殺菌法
発酵や腐敗は微生物によっておこると解明して、微生物の働きを止めてワインやビールの低温殺菌法を発明したのは誰か。次の選択肢から選べ。
a. カール・フォン・リンデ
b. エミール・クリスチャン・ハンゼン
c. ヨーゼフ・グロル
d. ルイ・パスツール
2級予想問題集19 解答および解説 問91~95
問91 新ジャンル(第3のビール)
解答:d. 2023年10月の法改正で、酒税額は上がるが品目は変わらない
この法改正により、2種類に分けられていた品目がどちらも「発泡酒」に変更されます。
問92 オフフレーバー
解答:b. トランス-2-ノネナール
a. チオール化合物は「日光臭」、c. ジアセチルは「バターのようなにおい」、d. 硫化ジメチルは「とうもろこしのようなにおい」を放つ原因物質です。
問93 トラピストビール
解答:c. シメイ - ウェストマール修道院
シメイを製造しているのは、スモークモン修道院です。ウェストマール修道院は別名、聖心ノートルダム修道院でウェストマールという銘柄のトラピストビールを製造しています。ちなみに、これらすべての修道院はベルギーにあります。
問94 麦汁のろ過
解答:b. ロイター式とフィルタープレス式、ケークろ過の3種類がある
麦汁のろ過は、目の粗いスリットの入った金属板を使うロイター式と、ろ過布を使うフィルタープレス式の2種類があります。ケークろ過は、貯酒(後発酵)工程の後で酵母等を取り除くろ過の一種です。
問95 低温殺菌法
解答:d. ルイ・パスツール
低温殺菌法は、彼の名前にちなんでパストリゼーションと呼ばれます。a. カール・フォン・リンデはアンモニア冷凍機の発明をした人物。b. エミール・クリスチャン・ハンゼンは酵母純粋培養法を発明し、c. ヨーゼフ・グロルは、ピルスナーを生み出したミュンヘンの醸造技師です。
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