書いているものを紹介します。

はじめまして。「ひるま 奈津」(ひるま なつ)と申します。

小説でも脚本でもない“読むボイスドラマ”を書きつつ、自分の考えたことを“正解じゃないもの。”としてまとめています。

だいたい毎週土曜日にどちらかを更新できればと考えていますので、もしよろしければ読んでみてください。

“読むボイスドラマ”も“正解じゃないもの。”も「マガジン」にまとめています。
ちなみに、それぞれにどんな思いを持っているのか。そもそもどういうものが更新されているのか。以下に紹介していますのでご参考くださいませ。

読むボイスドラマ

設定や状況を説明する文もなければ、登場人物の心情をつづる文もない。セリフばかりが書かれているけど、脚本に必要なト書きはない。
ふたつの命(ときおり複数)がただ話しているだけのお話を、”読むボイスドラマ”と名付けてみました。
ちなみに副題としては、”かのはなし”
「いつかの話、だれかの話、なにかの話、どこかの話。ふたつの命が出会って生まれた、これはそんな、”かのはなし”。」
どこの誰かも分からない。人かどうかも分からない。前提となる関係性も、直前の会話も、その後彼らがどうなったのかも分からない。
そういう「ないない尽くし」なお話ですが、さっと読める短さが特徴なので、電車の待ち時間やお風呂を沸かす間にちょっとでも読んでいただけるとうれしいです。
ちなみに発音は「どのはなし」と同じです。(分かりづらくて恐縮です)

正解じゃないもの。

ぼんやり考えたことを書いています。
まったく関係のない話をしますが、私は人の話を聞くのが苦手です。
会話が苦手なのではなく、「人の話」を聞くのが苦手。その人が築いてきた思考の一部や体験してきた人生の話を聞くのが、どうやら苦手なようです。程度の差はあって、例えば友だちとの他愛ない近況報告とかなら好きですが、セミナーや諸先輩方のお話、エッセイに書かれた言葉など、大雑把に分類するなら「成功を収めたきれいな話」が苦手。素直に受け止められない。
「その経験談はあなたという人が、そういう人だから得られたいろんな人との関係性があって、あなたの性格と考え方と、その時のいくつもの偶然が重なった結果であって、私には何ひとつも当てはまらない」と、非常にひねくれた考え方をするからです。
そういう風にひねくれて考えないと、その人の意見や経験を「正解」だと思ってしまうんですよね。何でもかんでも正解を求めてしまうので、成功している人の話は全部正解になるんです。そして、そうなっていない今の自分が不正解になるわけです。
それがどうにも苦しくて、人の話を聞くのが苦手なんです。
「正解じゃないもの。」というタイトルには、そういう私のめんどくささが凝縮されています。要するに「ここで書いているのはあくまで私の考えであって正解じゃないですよ」ということをお伝えしたいだけなんです。余計なお世話です。私の考えを正解だと思ってもらえるなんてかなりな自意識過剰ですが、なんといいますか、実際問題そこまで深いことは考えてなく、単純に、ある程度の予防線を張っているだけなのかもしれません。
長くなりましたがつまりはそういうことで、このマガジンには、私がぼんやり考えたことをつらつら書いていますので「へぇこんなことを考える人もいるんだ」程度に読んでいただけますと幸いです。


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