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16時間断食開始から2年

スポーツをやっていた時3食食べていたが、
辞めてから朝ごはん食べる必要あるか?
と思い始めたのがきっかけで、
16時間断食を試してみた。

約2年間続けてきていつのまにか習慣になっている。
日によってはできなかった日もある。
が、意志の問題でできなかったことはほぼなかった。

決めていたこととしては、1日の中に16時間食事をしない時間を作る。
寝る3時間前には食事を済ませておく。

この2つを原則にして生活してきた。

始めた初期は、昼の12時まで何も食べないことに慣れないしお腹は空いてくる。
でもお腹が空いていると感じるのが
12時までずっと続いているわけではなく、
一定の空腹感を感じたらその後は消えていく。
これは人によるかもしれない。

私の中で空腹感を2つに分けている。
1つ目が見せかけの空腹
2つ目が全身の空腹

1つ目の空腹は、お腹すいたなという感情になるだけの空腹。何かをしていれば忘れるし、
何もしていなくても、ある程度時間が経てば空腹感から解放される。

2つ目の空腹は、本当に空腹で身体全体で空腹を感じている時
力も入りづらいし、体から栄養が枯渇したイメージ。体温が下がる感じ

16時間断食は基本的に1つ目の空腹にしかならないから安心してほしい、と言いたいところだが、
私の経験でしかないから、空腹感の許容度は人によるからなんとも言えない。
少なくとも私は、断食では1つ目の空腹にとどまっている。
仮に2つ目の空腹になるようならそれは食事したほうがいいかもしれない。

話が逸れたが、
断食開始当初は、朝の空腹感を感じることもあり、頭のリソースを若干割かれたこともあった。

習慣になってくると、
それが当たり前になり、全く気にならない。
1ヶ月くらいでなったと思う。
だから最初の1ヶ月は意志の力も借りる覚悟をすると良い。

食事する時間も初期は12時と20時頃にしていたが、仕事の関係もあり、
今は11時と18時くらいになったりもする。

2年間やってきて、
徐々にそこは変化してきた。

夜ご飯を食べるのが早いため、その分昼ごはんの時間を前倒しにしたりする。

そうすると朝の空腹感を感じる時間が減らせるので、今はそれをお勧めしている。

空腹だと眠れないなどがある人はもう少し遅くしても良いかもしれない。
が、基本的に1つ目の空腹の時は時間が経てば空腹感から解放されるからそこは問題ない気もするが。

16時間断食をしてきて、良かったと思う点を挙げる。

・朝の時間余裕が生まれる
・入眠、寝起きがいい(これは絶対別の要素も含まれてはいる)
・食費が抑えられる
・体がだるい感覚が基本的にない
・体の調子に敏感になれる
・食事が作業にならない

僥倖だったのは、食事が作業にならないこと。
慣れるとはいえ、食事にありつけるのに時間がかかるから、食べれる時の幸せがとんでもない。
これは2年続けている今でも変わらず、食事の時間はめちゃめちゃ嬉しくありがたいひとときになっている。
学生時代はご飯食べるのが面倒だったり、美味しいという感情も小さかったが、
今はどんなものでも美味しく感じるし、ありがたみを感じる。

これが1番のメリットではないかと思う。


逆にデメリットというか、そこは断食とあんまり関係しないかなという部分。
あくまで私1人のデータとしてみてほしい。

・肌が綺麗になるかどうかの要因にはならない
・太らない要因にならない(運動とかの要素も必要)
・超ムキムキにはなりづらくなるかも(普通の筋肉質にはなれる)
・人によっては、2食でたくさん食べ過ぎてしまうかも

こんなかんじでデメリットや、こういう成果には直接関係ないよ、というようなこともある。

しかし、自分自身はこの16時間断食をきっかけに、水を2リットル飲む、だとか毎日10000歩歩くなど、健康に意識を向けるきっかけになったし、睡眠の質もいい。
いろいろな要素を合わせてやっと、現状の健康的な身体を手に入れているかもしれないが、
いろいろなことに挑戦するきっかけにはなるのではないかと実感している。

視点も変わってくると思うから自分自身で経験してみるのは、とてもいいことだと、
前向きに16時間断食を勧めたいと思う。

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