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【産業】脱・ハラスメント! 働きやすい環境が生産性向上に! 誰もが生きやすい世の中へ

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」を目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、一般社団法人ポリライオンにも関わっていることもあり、誰もが働きやすい環境づくりが良い仕事をするためには大事だと強く信じています。

「ハラスメント」の対策について興味関心を持ち取り組みを進めています。以前にもnoteで「カスハラ」や「ハラスメント」について書いていますのでご参考ください。


◯ 「AIハラスメントチェッカー」の活用も!

私も関わっている「一般社団法人ポリライオン」にて「AIハラスメントメントチェッカー(β版)」が公開されました。

新入社員の皆さんをはじめ、「ハラスメントかも…!?」と独りで悩まずに、自分の身は自分で守るために、β版を無料公開しています。(こうしたツールが活用されないことが本来のあるべき世界なのですが……)

「これって…ハラスメントじゃないの?」と被害に合われた方や「こういう言い方をしたらハラスメントになるのか?」と加害者になってしまうことを未然に防ぐことにもつながります!

たとえば、こんな感じで使えます。LINEでのやりとりなので、気軽に活用いただけます。(「アカハラのニュース」を例として利用しました)

気になった方は、「AIハラスメントメントチェッカー(β版)」を活用してみてください。また、ハラスメントの相談やハラスメント研修も承っていますので、「困っているんだよね…」という方はお気軽にご相談ください。

AIハラスメントチェッカー

ハラスメント研修で
「あれもこれもハラスメントだと言われる。これじゃあ何も話せないじゃないか」
「最近の若手は何を考えているかわからない。自分のコミュニケーションが適切か不安」
「ハラスメントを受けても、それをいきなり人事に相談するのは気が引ける」
「ハラスメントの相談をしても、うやむやにされてしまう…」
という声をたくさんいただきました。

そこで、職場(議会)でも、車でいう「スピードメーター(基準)」や「ドラレコ(記録)」になるようなツールが必要だと感じてAIハラスメントチェッカーを開発しました。

一般社団法人ポリライオン:AIハラスメントチェッカー

◯ あれもこれもハラスメント!?

多くの方から「ぜんぶハラスメントになる……」といった声を聴きます。

こうした多くの方の違和感やこれまでとのギャップがあるからこそ『不適切にもほどがある!』や『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』がテレビドラマとして話題になりました。「古い常識」の人たちが令和における価値観とのギャップを描いた作品です。

これを読まれている方の中にも「それくらいでハラスメントって…」「部下や若い子たちと話をしたら全てハラスメントだからしゃべれない…」そんな方もいるかもしれません。

昭和と令和のギャップを感じている方が多いため、こうしたテレビドラマが話題となりネット界隈でも盛り上がったわけです。

「昭和のほうが良かったよね! 何を言ってもいいよね!」というわけではありません。"ハラスメント"として、ツラい思いをしながら病気になったり、退職したりすることは避けるべきです。

社会がどんどんと変化するなかで「新しいあたりまえ」へとアップデートしていく必要があります。そのためには、何がハラスメントなのかを知る、そして、自分自身を振り返りして、時代に合わせていく必要があります。

◯ アップデートしきれなかった多数の事例

いま、残念ながら、毎日のようにハラスメントのニュースがあります。

「パワハラ」「セクハラ」といった言葉は一般的に認知され活用されています。その他にも「アルハラ(アルコール・ハラスメント)マタハラ(マタニティ・ハラスメント)」「カスハラ(カスタマー・ハラスメント)」などなど様々なハラスメントがあります。

テレビドラマでもあったように「昭和のあたりまえ」と「令和のあたりあめ」が異なるにも関わらず、「絶対アウト」なコミュニケーションをしてしまう事例も少なくありません。

直近の有名なところだと、岐南町(岐阜県)の町長の「99のセクハラリスト」東京藝術大学大学院の教授によるハラスメントなどがあります。

職場や学問を学ぶ場でハラスメントがあると、生産性効率は一気に下がります。ハラスメントによって退職する方、病気等で休業する方、本来のパフォーマンスを発揮できない方……

本来、ハラスメントがなければ彼・彼女たちの活躍によりもっと良い社会や未来をつくっていけたはず。そんなもっと良い未来の可能性が潰されてしまった。

ハラスメントが横行することは個人に対する嫌がらせだけではなく、未来に対する嫌がらせでもあるんです。だからこそ、ハラスメント対策に取り組む必要がある。

◯ 小松島市(徳島県)の議員からのハラスメント対策

自治体で興味深い取り組みをしたのが小松島市(徳島県)の「議員からのハラスメントアンケート集計結果について」です。

小松市役所の公務員が市議会議員からハラスメントを受けたことがあるかのアンケートを実施し、それを公開しています! めちゃくちゃ生々しいことも公開されているので、ご覧いただくと驚愕するはずです。

私自身、めちゃくちゃ驚きました。

いくつかアンケート結果の自由記述を抜粋してみます。

・一部の議員ではあるが、議員自身がハラスメント行為を行っている自覚を持つべきだと思う。 議員だから何でも許されるものではなく、一方的な意見の押しつけは、職員にとって非常に大き なストレスになっている。

・議会の場でも、議会の外でもYESと言うまで詰めるのはいかがなものかと感じている。行政は 法律や一定のルールに基づいて業務を行っているのであり、できない理由を説明しても理解しよ うとせず、思い通りにならなければ「議会で質問する」などと圧力をかけられるケースがある。

・議員自身がハラスメントを正しく理解することが必要である。

・電話対応時、現場等で出会った際、何かあるとすぐに「名前なんて言うんじゃ?」と聞いてくるのはどうかと思う。「ワシは議員じゃ」とも言われたこともありますが、そんなに議員ってえらいんですか? どうせこのアンケートの内容も議員が見る前に握りつぶされるんでしょう。見なかった、聞かなかったことにしないでほしい。

小松島市「議員からのハラスメントにかかるアンケート調査集計結果」

こうしたアンケート結果をみて「小松島市議、終わってんな……」といったことを書きたいわけではありません。すべての議員がハラスメントをする方ばかりではありません。想いを持って活動している方もいます。また、どのまちでも多から少なかれこうした実態は残念ながらあると思われます。

私も岡崎市役所の公務員時代に似たような経験がありました。

(内線のコール)
ひるた「商工労政課のヒルタです」
???「課長おるか?」
ひるた「えっと……お名前とご要件をお伺いしてもよろしいですか?」
???「俺のことを知らんのか、声でわからんのか。いいから課長だせ」

新人研修やビジネスマナーとして「会社名・名前を名乗る」といった当たり前のことがなぜしないのか?と憤りを今でも覚えています。

今でもそうだとおもいますが、岡崎市役所の場合発信元の電話番号がわからないので誰か知る由もない。外線と内線ではコール音が異なるため、それだけはわかりましたが……。

新入社員、新入職員の皆さん、こうした理不尽なことは社外ではない社内の方が起こり得ます。もし、このような場合はすぐに上司に相談してください。

◯ アンケート結果を公開し、議員の意識が変化

私が実際に、小松島市の方からお話を伺って興味深いと感じたことがあります。それは、こうしたアンケート結果を公表したことによって、議員の態度や意識が少し変化したことです。

いきなり人が変わることは難しいです。しかし、公開したことで「ハラスメントなのだ」とハッキリと認識が広まったとのこと。

また議員同士や職員からも「アンケート結果で、こうした被害がある」ことを伝えられるようになったことで議会全体としてハラスメント対策へとつながっているとのことです。

アンケートを実施するだけではなく、ある程度の匿名処理等は実施したとしても、アンケート結果を公開することがとても効果がある、そんな事例です。


自分では良かれとおもったことがハラスメントになることはたくさんあります。とくに行政や議会といったある種の「閉ざされた社会」「視野が狭くなりがちな社会」においては、どんどんと「新しいあたりまえ」へアップデートしていく必要がある。

だからこそ、ソトの知見や感覚を入れていくことがとても重要です。ソトとの連携・共創を通した組織づくり、まちづくり、社会へ。

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

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