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【行政DX】まちの課題発見は現場と対話。住民と通勤するボストン市長のステキな取り組み

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、課題解決のためには「現場」や「一次情報の声」を聴き、対話することが重要だと考えています。そんななかで、ボストン市(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)の市長が「住民とお喋りしながら通勤する」ことが話題になっています。


◯ ボストン市長 ミシェル・ウーさんとは

2021年11月2日にボストン市長に36歳で当選したミシェル・ウー(Michelle Wu)さん。36歳で市長。女性かつ非白人の初市長だそうです。詳細はニュース記事をご参考ください。

今回の取組もですが、めちゃくちゃ興味深い。

◯ お喋りしながら、一緒に通勤する

あらためて、再掲しますが、こちらの記事がめちゃくちゃわかりやすい。

TikTokにも公開されています(英語ですが、雰囲気は伝わると思います)

教師をしている方と一緒に通勤してみることで「極寒の中(暖房もない吹きさらしのバス停で)15分も待たなきゃいけない」「生徒たちも凍えながら通学している」そんな声をボストン市長のミシェル・ウーさんに伝えていきます。

@officeofmayorwu

Commute with us! I’m joining Bostonians on their daily commutes to experience all parts of our transportation system & how we can do better. This week I commuted with Brighton resident and BPS teacher Becky on the 501 Bus (it goes on the Pike!) as she headed to school. #MBTA #Boston #Brighton OakSquare #BayVillage #BostonCommute #transit

♬ original sound - officeofmayorwu - officeofmayorwu

◯ リアルな声と想いを聴く重要性

「どうせパフォーマンスでしょ?」「はいはい、やっているだけ」という方もいるかもしれません。こうした取り組みが約65万人いるボストン市民の全員と実施することはできません。人口の約半分が就職しているとしても、30万人と一緒に通勤すると30万日…820年かかります。

また、きっと声や想いを聴いたとしても要望をすべてそのまま受け入れることはできないはずです。予算的な問題や様々な調整が必要になってくる。だからこそ、ミシェル・ウーさんは「魔法の杖があったら、どうしますか?」といった聴き方をしているんです。

では、意味がない単なるパフォーマンスなのかというと私は決してそうは思いません。

こうした現場の課題や「こまった…」といった声を拾い上げていくこと、そして、すぐに解決ができなかったとしても把握することはとても重要です。

ボストン市民にとっても賛同のコメントがたくさんあることからも、とても受け入れられているんだと感じます。対話と聴くこと、とても大事

◯ 市長だけが実施するのか?

私は、岡崎市役所の公務員時代にプライベートで康生通商店街にある空き店舗を仲間と借りて「ここやる」を実施しました。

私は商工労政課で商店街支援も担当していましたが、自分自身が商売をしたことも、商店街に住んだこともない。けれども、商店街を支援している…。こうしたことに違和感を持って、自分自身で、自ら飛び込んでみる。体験してみることで見えてくるものがあると考えたからです。

2016年1月10日から「ここやる」の活動をして、声を想いを聴くことの重要性を強く実感しました。たくさんの経験やまちづくりにかかわり、さらに岡崎市のことが大好きになりました。また、岡崎市役所の公務員として様々な産業政策に活かすことができました。

それぞれの役割でインサイトを把握する

だからこそ、このボストン市長の取り組みはとても良いと感じています。一方で、市長だけではなく、議員や公務員もこうした取り組みや市民の声をもっと聴ける機会を増やしていければと感じます。

日本の公務員は、ざっくり100人に一人が公務員で設計されています。岡崎市の場合は人口約38万人。職員数は約3,500人です。

100人に一人だったら、みんなが対応していければ一人で対応したら38万日ですが、そんなにもかからないんです。

「要望やなにかしてほしいことはありますか?」と聴くのではなく、「どんなことにこまっているか」「どんなことに不満・不備・不足を感じているか」といった「不」を聞き出す。インサイトを明らかにすることが大事なんです。

ビジネスもまちづくりも同様

顧客や市民は「ほしいもの」を明らかにわかっているわけではありません。

冷蔵庫を見たことも、聞いたこともない人が「冷蔵庫が欲しい!」とはいってくれません。だって、冷蔵庫の存在を知らないんだから、冷蔵庫をほしいとは言ってくれません。

しかし、不満や「こんなことがあればいいなぁ」は持っています。

「夏でモノがすぐに腐ってしまう。冷やしておければなぁ……」といった願いや祈りはあるんです。こうした願いや祈りを明らかにすることが何よりも重要なんです。

「ジョブ理論」といった考え方です。「ジョブ理論」について、こちらのnoteがわかりやすいので、ご参考ください。

「人々は4分の1インチのドリルが欲しいのではない。4分の1インチの穴が欲しいのだ」

セオドアレビット(Theodore Levitt)

解決策よりも、「問い」を深めること、「問い」を明確にすることが大事なんです。

◯ 岡崎市民の声を、想いを聴く

私自身、現在、駅や道等で「街頭演説」をしています。私自身のことについて語っていますが、市民一人ひとりの声を聴かせていただくそんな場と機会だと考えています。

ぜひ、お気軽にお声がけください。こんな感じで街頭演説を実施しています。

また、岡崎市内の各地で「対話集会」や「座談会」も実施しています。地域の方や様々な職業の方の声と想いを聴かせていただています。

対話してみたい!そんな方

公開イベントについてはこちらのページSNSでも公開しています。参加してみたい! 方、どた参加もOKですので、お気軽にご参加ください。

リアルはちょっと…でも、SNSで!そんな方

リアルでは様々なご都合もあり、難しい方もいらっしゃるかと思います。各種SNSをやっていますので、ぜひ、つながっていただければ幸いです。

X(旧Twitter) | https://twitter.com/hirutako1987
Instagram | https://www.instagram.com/hiruta516_okazaki_plus1/
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Bluesky | https://bsky.app/profile/hiruta516.bsky.social

ひるた浩一郎のSNS・連絡先

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!