見出し画像

【行政DX・選挙】鳥取県が投票立会人をオンラインへ! 選挙も投票もオンラインへの可能性は?

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、岡崎市役所の公務員時代に「投票事務」「開票事務」を選挙のたびに実施していました。基本的に「投票立会人」も現場でいるんですが、今回、鳥取県が「オンライン立会」を全国で初めて導入する…そんなニュースが話題になっています。


◯ 鳥取県知事が語った想い

ニュースももちろんわかりやすいんですが、2024年2月1日の鳥取県知事の「知事定例記者会見(2024年2月1日)」で記者からの質問にこたえるかたちで知事の想いが語られています。

制度を守らんがために担当者が、自分が法律を改正したくないとか、自分の解釈論を守りたいとか、そのために投票箱をそこに設置するなというのだったら、それは民主主義に対する挑戦だと思います。

それで、やはり本来公職選挙法というのは、住民の皆様、有権者が投票権を行使することをいかに促進するかに重点が置かれるべきであって、そのための解釈論でなければならないと思います。

鳥取県知事 平井伸治さんの発言

投票に行く機会を奪わない、これが鳥取県知事 平井伸治さんの想いだと感じました。投票事務って座っているだけなんですけど、大変なんですよね。

ニュース記事によると立会人を確保できずに投票所が減っている現状もあります。期日前投票も可能ですが、できるだけ近いところにあることが大事だと感じます。

◯ ネット投票はできないのか?

「ネットでも投票できるようにしてほしい!」
「わざわざ投票所に行かなくても良いように、ネットでいいじゃん!」

そんな声をよく聴きます。とくに若い世代から聴くことが多いです。

様々な課題はありつつも、実は、つくば市(茨城県)では2024年度にネット投票を実現しようという動きもあります。

ネット投票を実施している国、エストニア

エストニアでは「ネット投票」がOKになっています。

諸条件はありますが、現在に技術的には可能だということです。エストニアがeレジデンシーをはじめデジタル国家として有名な国でもあります。

技術的にやろうとおもえば、できる。やっている地域や国もある。

便利さと安全性

私はどんどんとネット社会が進み、未来が『攻殻機動隊』で描かれた世界になっていくと信じています。

あらゆるネットが眼根を巡らせ光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての”個”になる程には情報化されていない時代・・・

攻殻機動隊S.A.C.

しかし、まだまだいろんな課題があります。

私が最も懸念していることが「強要」「脅迫」です。

個人の端末でセキュリティ等については現在のシステムにおいて担保できるはずです。オンラインで買い物をしたり、クレジットカード番号を気にせずにブラウザに保存したり、そんな方も多いかと思います。私もそのうちのひとりです。

投票や端末・インターネットアクセスのセキュリティは大丈夫だとしても、生身の人間のセキュリティは担保しきれません。

例えば、部屋に集められて「AAAさんに投票するまで帰しません」や「AAAさんに投票しなければ、殴るぞ」といった監禁、軟禁や暴力といったことがありえるからです。

こうした強要や脅迫をどのようにして防いでいくのかが重要です。

「そのくらいで、多少の票数が変わったところで影響ないでしょ?」と思う方も多いかとおもいます。

選挙.comがまとめている「2021年、1票以内の僅差で決着した選挙の数は……?!「あなたの1票が、人生を、社会を、変える」」では、0票差や1票差で決まった選挙がいくつもあることがわかります。

◯ やれるところから、やっていく

2023年の青年会議所サマーカンファレンスに河野太郎大臣が登壇された時に語られた「デジタル化はぬくもりのある仕事をするためにとても共感します。

その時のnoteはこちらにまとめています。

選挙DXの話も出ていたなかで、あらためて再掲します。

「ネット投票」だけではなく、選挙事務や投票のあり方が効率化されることで選挙管理委員会の事務の手間も減らすことができる。

投票の実現まではハードルが高いかも知れない。しかし、選挙事務のデジタル化を目指すことはできる。手続きのデジタル化はできるはず。

今回の鳥取県知事の想いや取り組みについても「やれるところから」といったことだと感じます。もっとたくさんの方が選挙に行くためにも、利便性と安全性の両方を大事にしながらも投票率が上がれば良いなと考えています。

しっかり権利を行使していきましょう!
まちをつくってもらうのではなくて、一緒になってまちをつくりあげていく

さぁ、共創だ!



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!