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えっ、今言う?!実は行ってた「エゴン・シーレ展」@東京都美術館

今、マティスで盛り上がっている東京都美術館。
GWの連休中も上野は賑わっていたと思いますが、
実は先月、賑わう都美に行ったんです。
「エゴン・シーレ展」へ。(マジで今言うか)

この記事を読みにきてくださった方には、もう説明不要ですよね。
だから自分の記録用(日記)として残します。あしからず。


「美術館に行くなら誘ってほしい」
と、学生時代に絵を描いていた友達(Yちゃん)に言われている。
なので3月の中旬、
「マリー・ローランサンか、エゴン・シーレ、どっち行く?」
と、Yちゃんに連絡したら
「エゴン・シーレ!子供とは行きづらいから、、、」
と返事があった。まぁ、そうか、娘ちゃんには説明しづらい絵もあるか。
そんなこんなで4月の日曜日、上野駅公園改札に集合。
春休みの日曜日、上野は混雑、一人だったら絶対来ない。

みんな撮ってたやつを、撮っておいてよかった

そないに来たかったわけでもない。てかエゴン・シーレって、最近知った。
おまけにエゴン・シーレの絵を見たら「進撃の巨人」を思い出す
その程度で、楽しめるんだろうか。。。

展示室に入って、
「別々に観よう、その方がゆっくり観れるし」と言った。
Yちゃんも「OK〜」と。
20代の頃からの友達は楽だ。ありがたい。
待ち合わせから10分後、一旦解散。

あのデカデカとした看板になってる絵《ほおずきの実のある自画像》の
実物が、意外にも小さかった。
そしてやっぱり、全身の骨格から関節の細かい部分や、皮膚の質感とか
アキレス腱やふくらはぎの肉付きの描写が、
「進撃の巨人」を思い出させる。(裸体の巨人のせい)
そしてもちろん、スゴい!!とも思った。いい意味の変態さ
正直ちょっとグロいのかと思ってたけど、所々に爽やさ(潔さかもしれん)
を感じた。意外だった
クリムト好きだけど、一緒に並んでたクリムトの素描「必要か?」ってなった。
人体デッサンは骨格を理解していないと上手く描けないと、最近聞いたばかり。
そして描き出したら「ハマる、楽しい」とも聞いた。
ハマったシーレすごい、日本の漫画アニメ文化もすごい


撮影OKエリアがあった。

でっかいパネル
寄り
さらに寄り

もしや、ちょっとイケメンっぽかったのか?
イギリスのバンドマンにいそうな風貌やな、と思った。
この時代になると写真が残っていて、クリムトの肖像写真もあった。
イケオジ風に写ってた。

《顎に手を当てるグスタフ・クリムトの肖像写真》
アリエド・ドーラ(ドーラ・カルムス)
図録より

キメっキメやん。
これ、撮っておいてよかったはず。(Wikiの写真だいぶハゲてるやつ)



鑑賞後、Yちゃんと合流。
「やっぱ上手かったね!」と、Yちゃん興奮。そして、
「先生がシーレ好きで、よく練習で模写の題材になったんだよね。
 でも印刷じゃない本物みたら、あんな風に色ついてたんだって思って。」
と、言っていた。
そうか、やっぱり人体デッサンのお手本とか、題材になるのか。
てことは、きっと巨人の題材もシーレのはず、、、
と、勝手に思っておくことにした。

行ってよかった、楽しかった。
次のマティスもYちゃんと一緒に行く約束をした。
マティスもよう知らんけど、とりあえず行こう。


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