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OLYMPUS-PEN EE3 - フィルムカメラレビュー

ハーフサイズコンパクトカメラ
1973年5月発売
レンズ:D.Zuiko 28mm F3.5 (3群4枚)
シャッター:プログラム式EE(1/30秒、1/250秒)、フラッシュ時1/30秒
焦点調節:固定焦点(1.5m~∞無限遠)
露出計:セレン光電池による自動調節(EE)、露出不足時レリーズロック(赤ベロ)


初めて手に入れたフィルムカメラです。
選んだ基準としては
・枚数がたくさん撮れる
・ピント、露出は気にせずともシャッターを切るだけ
・カメラのデザインとして秀逸かつ小さい
この3点につきます。

タテとかヨコを気にしていなかったので、普通に構えるとタテ構図、これでしばらく撮影していました。

無論90度回転させれば、厳密には35mmと縦横比が違うのですがヨコ構図。

しかしながら撮影してて煩わしかったのが、カメラが
あのレンズの周りのプツプツ(セレンの露出計)で適正露出でないと判断すると、まぁエラそうにファインダーが真っ赤になってシャッターを切らせない。あれです、赤ベロっていうやつです。これには結構閉口、、、。
あと1メートルより手前はピント合いません。
初心者だった自分はなかなかに慣れなかった、、。
まあ今思えばこれも味わいと思えば良しと思えます。
以下写真たちは新宿三丁目界隈。ゴールデン街とか。

でもこの後でアップしている写真、、
結構暗闇で無理やり撮ってます。実は、露出設定できるリングをグリグリ回すと所謂ストロボをつけときにシャッタースピードが1/30で切れる設定になり(赤ベロからの解放)、確かその際の露出を選べるようになるのです。そこでF3.5の解放を選び、無理矢理撮ります。ちなみに自分はストロボは使いません。そうするとアンダーですし、ピントは3メートルくらいあたりになりますが、うーん撮れてる! ISO400を詰めれば何とかなります。

まあ昼間のお外で使いなさい、っていうカメラなのです。故に融通が効かないのはご愛嬌。
初心者の自分には好都合なカメラでした。かわいいし。ナダールさんの看板に置かれてるカメラだし。
最後の写真は新横浜ラーメン博物館に、閉店した銀座の白いバラ。解像度とコントラストの塩梅が超フィットしてます。
その後一度手放して、また手に入れて、そして手放してます。(このパターン多し)
とこんな感じで、つらつらと備忘録×思い出≒レビューをしていきたいと思います。

Hisa Foto

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