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【 心に響く写真が撮りたい! 】その2

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」

 野村 克也監督の言葉の中に、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。」という名言があります。
 これは、「相手のミスなどが原因で勝った試合から得られる物は何もないが、負けた試合には負けた理由が必ず潜んでいる。」という意味だろうと私は解釈しています。
 写真においても同じことが言えると思います。

「気に入った写真と気に入らなかった写真」

 自分の撮った写真の中に「気に入った写真」が少なかった頃(今でも大差ありませんが、笑い)、何が原因で「気に入った写真」が撮れないのかその理由はわかりませんでした。
 それでも、「気に入った写真」と「そうでない写真」の区別くらいは、出来ました。(当たり前ですよね、笑い)

「どうして気にいらない写真が出来てしまうのか?」

 「気に入らなかった写真」と、「気に入る写真」を比べると、圧倒的に前者の方が多く、1000枚に1枚の状態でした。
 また、「気に入った写真」は何度も見直すのに、「気に入らなかった写真」を見直す事はありませんでした。

「気に入った写真」

 「気に入った写真」を見直すのは、気分が良い事なので、ついつい「気に入った写真」ばかり見直していました。
 ところが「気に入った写真」という物は、偶然性が原因になっている事が多い事に気が付きます。

 最初に書いたように、気に入った写真を見直すよりも、ボツ写真の方に注目するように切り替えたのです。


「気に入らなかった写真には・・・・・」

 野村監督の言葉に出会い、やっと「気に入らなかった写真」に目を向けるようになります。
 すると、その没写真には自分の撮り方の問題点が一杯隠れていたのです。


以下・・・・次回へ

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