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J-JUN 日活6年目への提言(後編)音楽について

「J-JUN日活6年目への提言」の後編は、彼の音楽についての提言です。
東方神起時代、メンバーの中で誰よりも多くの楽曲を作り、実にストックも含めて数百曲ともいう楽曲を作ったと言っています。
決して幼少期にピアノを習ったわけでもなく、「自分は和声学を習ってないから」と話す彼は独学でピアノを身につけ独学で曲を作って来ました。
その彼のクリエイターとしての感性は日活復帰後、その持ち味が十分発揮されて来たかといえば、決してそうとは思えません。
東方神起時代の曲作り、韓国での曲作りと日本に於ける彼のクリエイターとしての立ち位置には大きな差を感じるものです。
この数年、彼のアーティストとしての活動の仕方を含め、日本の音楽業界の傾向や実情を含めた上で、今後「J-JUN」という人がどういうポジションで日本の中で生き残っていけるのかの期待と可能性も含めて、記事を書きました。
また、この13年、ファンとして彼の音楽活動を見守ってきた専門家の1人として厳しい苦言も含む内容になりました。なぜあえてそれを書くかという理由も記事に記しています。
実際に多くの日本のアーティストの音楽を聞く立場になり、K-POPの世界的台頭の中、音楽のグローバル化が進む中でもJ-POPは独自の立ち位置を取り、次々、若手のクリエイターが出て来ています。その音楽はやはりJ-POPならではのものが多いのも事実であり、そういう中で、韓国人である彼がどのようなポジションを取っていくのか非常に興味深いものがあり、見守り続けて来ましたが、最近の動向には違和感を覚えるものがあります。
どういう点でそう感じるのか、ということも含め、かなり私見を含んだ内容も入っていますので、そういうものを受け止められる方だけに読んで頂きたいと思います。その為、前編同様、目次だけを公開します。

東方神起時代のクリエイターとしてのジェジュン

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