見出し画像

日記 買った道具を試していく


こんばんは。おじさんです。


ついに覚悟を決めて、オーレオリン(世界堂価格で1本2000円)を買い足しました。
ついでに速乾メディウムも。

長年の付き合いのフォロワーのお姉さんについてきてもらい、「たっけーーー!!本当にこんなもの買うの!?」と背中を押され、購入。


久しぶりに油絵を描いたので、制作過程の紹介も兼ねつつ、前回新導入した道具達を使った感想を書いていきましょうか。


まずオーレオリン。おじさんが一番好きなイエロー。
抜群でした。値段だけのことはある。
前前回買ったパーマネントイエローの「色自体が弱すぎて混色で負けがちで、また柔らかいせいでキャンバス上で緑になっていく事故が起きやすい」という問題を見事に解決してくれました。

今描いている口元。絵全体をブラウンにまとめてあるので、唇に混色したオーレオリンを置いて、ささやかに華を添えることを狙っています。

シルバーホワイト、ローアンバー…などなど、まあまあ混色をしたのですが、この鮮やかな黄の強さ。お見事です。
よくメインで使うテールベルト、ローアンバー辺りと相性が良いのも好き。


次に今回買ってよかったなあと思ったのは、細筆。

これはまだ二次下書きくらいに、一度試しに目元や髪を極細筆で描いてみたもの。
普段ボールペンで描いているイラストを油画に落とし込みたい、という目的で買ったものですが、申し分ない細さです。

また、その更に前段階で、柔らかい日本画ハケを使用。
豚毛のハケに比べるとぽんわり、優しい印象の下塗りが出来上がりますね。
この柔らかいイメージを残したまま仕上げたい、と、方針が何となく決まり、今は加筆の最中です。


リンシードは、いつも通り。
ただ、やっぱりテレピン多めの配合が癖になってしまっているので、ここから先の中盤は、下地のテレピンを剥がさないようリンシードを意識して多用していこうと思います。
こういった選択肢ができる時点で買ってよかったとは思うのだけど。

よく、テレピンは臭いってみんな言うじゃないですか。おじさんはリンシードの匂いの方がなんとなく苦手です。
ゴムっぽいというか、なんというか。
テレピンよりはずっと仄かな匂いではあるが、長く使っていると鼻腔にこびりつくゴム臭が苦手で苦手で。
それで避けてた部分もあったんですが。
そこで前回購入したラベンダーオイルを、混ぜた油にちょんと足してみました。

これ、確かに匂いはかなり抑えられます。
テレピン臭も全く感じません。
ただ、量の加減が難しいですね。スポイトが欲しいくらいです。
最初はラベンダーを混ぜすぎて部屋中が香水の濃い匂いになってしまい、逆にクラクラ、気持ち悪くなってしまいました。
本当に、数滴混ぜ込むくらいが丁度良いですね。絵からラベンダーの香りがして嬉しい。

油自体の使用感は、正直、テレピンと差を感じません。ゆるやかに乾く揮発性油、らしいのですが。まあ、これから乾きの様子を眺めて、何か違いを感じたらまた書きますね。

第一段階

油絵は、層の美を作る絵画です。
それでいうと(細筆が楽しくて序盤に描き込みすぎていますが)これはまだまだ、第一層。

ただ、序盤に形作った目元や首のシルエットが気に入っており、ここからあまり崩したくないと思ったので、
ひとまずは「透明に近いローアンバーを重ねて影を作る」「ジンクホワイトで再度光を作る」「最後にシャープさを再度細筆で多少完成させる」くらいで、今回はこの下書きにあまり手を加えすぎないように比較的層は薄く軽く仕上げていこうと決めました。


透明なローアンバーを重ねる、で大活躍したのが、前回紹介した速乾メディウム。
嫌でも絵の具が透明なジェル状になってしまうこの道具ですが、今回はわざと絵の具1対メディウム2で混ぜ込んで層とします。
(絵の具本来の質感を損なわない比率としては1対1、絵の具と同量混ぜ込むのが基本ですよ)

第二段階 ブラウンを入れたことで全体から暗いイメージが消えた印象。

使ったのは僅かなリンシード、メディウム、僅かにホワイトに寄せたローアンバーベースのブラウン。
右手側はあまり上手くないですけど。
左手側の布の裏部分、髪の影側、あとは瞳に薄く塗り込んで深さを足しました。

今日はここから乾き待ち。全体に速乾を使用していますから明日には余裕で乾くはず。
そこから透明感をジンクホワイトで足しつつ、右手側の髪の違和感解消と布感を作り、それが乾いたら最後にじっくり細筆で書き込んで完成です。

制作過程をなぞりながら製品紹介をしてみましたが、どうでしょうか。少しは面白い読み物になると嬉しいのですが。

布に包まれた女の子は、自分自身何度か選んだモチーフですが、描く時の気持ちで見る側の感じ方が変わってしまう繊細なモチーフと感じます。

優しく包み込む暖かさに見えることもあれば、自分を守る為の殻のように描いてしまうこともあり。
おじさんは感情の起伏が激しいので、だからこそ面白みが生まれるのかな、なんて今は思っています。

この絵に記録されている、おじさんの感情はどれなんだろ?なんて見る人に考えてもらえたら、嬉しいですね。

そんな感じで。今日は久しぶりにキャンバスに絵を描いて疲れましたから、ぐっすり眠ることにします。

ではでは。おじさんでした。
おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?