小林久乃

出版社勤務を経て独立、2019年「結婚してもしなくてもうるわしきかな人生」でデビュー。…

小林久乃

出版社勤務を経て独立、2019年「結婚してもしなくてもうるわしきかな人生」でデビュー。10代からドラマオタクで、多数の媒体でドラマや映画のコラム、レビューを執筆、新刊「ベスト・オブ・平成ドラマ!」も上梓。 https://hisano-kobayashi.themedia.jp

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    ネット媒体で執筆した、noteで共有したいコラムをこちらにまとめています。どうぞよしなに……

  • that's my life〜これでいいのだ我が暮らし〜

    丁寧な暮らしとはほど遠い、中小年女性の雑(that's)だけど、それなりに楽しい暮らしについて

最近の記事

映えのたからない生活22

婦人公論さんで連載中のエッセイ 映えのたからない生活の最新回がアップされました。最近、自分の仕事の流用ばかりになっていて反省中。自由スペース=noteで書きたいと目論んでいる企画はいくつかあります。中年の体力を捻出して、近日中に必ずやアップします。原稿料をいただく文章とはまた違ったものを熟慮中。 さて手っ取り早く暇つぶしにしてもらえそうな、今回のテーマは「やっぱり電話がしたい」。仕事中の通話、メールに関して思うことを綴りました。 昨今、どうも「電話は苦手。私の時間を取らな

    • JJドラマ部 春ドラマ中間報告対談

      約1年ほどでしょうか。JJ でドラマ大好きおばさん(私)と、光文社のお偉いドラマファンのおじさん(イマさん)で、クールごとのドラマについて対談……というか、雑談をしております。 私といえば「ベスト・オブ・平成ドラマ!」という本を書いてしまうほどの、生粋のドラマオタクでございまして。もう30年以上、ワンクールすべてのドラマをチェックしています。趣味ではなく、もうドラマ教。いやドラマ狂。でもここまで生きてくる間、どれだけドラマに助けられたことでしょうか。 好きだ、好きだと騒い

      • 映えのたからない生活16

        婦人公論さんで書いている連載エッセイ 映えのたからない生活をランダムに紹介しております。おお?と思った方、立ち寄っていただけたらありがたいです。今回は「二日酔いの回復には2日かかる」というテーマにて。 私と同じく、おばさん、中高年の域に突入されている方々はお心あたりがあると思いますが、40代くらいから本当に酒が抜けなくなりました。20〜30代でカラオケのよく分からないサワーをガンガン飲んでも翌日は、早朝から仕事に出かけられていたあの時代はなんだったのか。夢? 最近、飲むと

        • 映えのたからない生活11

          婦人公論 さんの連載、映えのたからない生活 を紹介して参ります。11回目のテーマは「ブラジャーを洗うペースは3日に1回」でした。こちらに関してはとてもたくさんの反響をいただきました。ありがたい。 色々な意見はあると思うのですが、洗うという行為が面倒臭くて仕方がないのです。まあ、読んでもらうと分かるのですが”ブラジャーを洗う”という行為を、手洗いにしたという時点で、自分に課した諸々がありますね。今度下着を買う時は、洗濯機でガンガン回しても影響のないタイプを買おう。 そんなエ

        映えのたからない生活22

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          映えのたからない生活9

          「note 、書きたいな……。だいぶ放置しているけれど、あいつ元気かな……」と思いながら時だけが経つ一方。どうにかしたいと思っていました。ただね、先日とある脚本家さんとも話していたんですが、日々、仕事で書くこと、考えることだらけなんですね。1日1本くらいはお題が与えられていたりするので、私生活で書く体力と時間が減少中。これが30代だったら徹夜も辞さないんですけど、もうアラフィフに徹夜は、ケツバットみたいなもんです。 で、ふと思ったんです。さんざん書いてる記事をnoteという

          映えのたからない生活9

          お気軽にどうぞ

          ”仕事依頼”のページへようこそいらっしゃいました。お忙しいところ、ありがとうございます。「小林久乃は何をしている人なの?」という方に、簡単な自己紹介をお送りします。 詳しいプロフィールはこの最後に載せますが、大まかに言うと出版業界を中心に20年ほど身を置いている者です。では何ができるのかと申しますと、以下のような感じになります。以下は詳細や資料になりますので、ご興味のある項目へどうぞ。お問い合わせは sniper.working@gmail.com まで。2〜3日以内には必

          お気軽にどうぞ

          奢って、奢られて

           先日ワイドショーで「年下に奢るのか、どうか」というテーマで話していた。ふうん、と、ながら見。話題が「ママ友同士は奢りません!」という、独身には地平線の向こう側にある方向へ飛んだところで、視聴離脱をした。結論は「年下なら奢る」が多かったような。このエッセイ、我が身の参考にしてもらえればということで、私のどんぶり勘定論をここに記したい。  まず「友達には年齢差にかかわらず、祝い事以外は割り勘で」。30代当時、年下には奢らなくてはいけないと、景気も良くないのに景気が良さそうに見

          奢って、奢られて

          みんな違っていいのだ

           「美術館へ行くことが趣味なんですよね」 そう言っていたら、アート好きだと思ってもらったらしく美術関連のお誘いを受けるようになった。画廊やあちこちのスペースで毎日のように行われている、展示会だ。ほとんどが鑑賞目的ではなく、購入を対象とした現代アートの展示。ほぼ初耳のアーティスト名ばかりだった。いや、そんなアートを買う余裕も飾るスペースもないんだけど、なんでまた私に声がかかるのか。とはいえ、とんでもないブルジュアが集まる世界に足を踏み入れる機会もなかなかないだろうと、誘いは断ら

          みんな違っていいのだ

          気圧と私

           書き手としてクライアントから支払われる原稿料とは関係なく、自由に文章が書きたいとと思いついてしまった。日記、随筆、エッセイ、コラムなんでもあり。ここは雑なことが許容されるスペースであると信じて、以後、つらつらと。  最近、本当に厄介なやつだと眉をしかめる存在がある。SNSでは常連の句となった”低気圧”である。 つい4〜5年前までは生まれてこの方、偏頭痛にも縁がないという何ともありがたい生活を送っていた。周囲では常日頃から癖になっている人や、月経やストレス過多で発症してい

          気圧と私