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椎名林檎「ありあまる富」

「サピエンス全史」でいう、「科学革命」のカテゴリーの中で、我々は産業革命を経験し、資本主義社会を手に入れました。そして、第3次産業の発展も目の当たりにしてきました。

その過程の中で、持たざる者と持つ物が現れてくるのは、自然の摂理だったのかもしれません。持つというのはいわゆる金銭的な「富」のことですね。

でも、本質的な「富」は、「生きているという事」でしょう。そして、「生きているという事から発生する様々な想い」でしょうか。これらは奪うことも壊すこともできない。

物体的な「モノ」は、ほとんどの場合、金銭的な「富」があれば手にすることが可能になります。本質的な価値は、そういうところにはなく。。「生きていること」に付随している。

仮に、誰かが亡くなって、人間という「モノ:器」が消滅しても、その人のことを覚えている人がいれば、、記憶の中で、想い出の中で、よみがえります。(最近だとAIによって映像の中で??)

生きていることが最大限の富であり、何物にも代えがたいものであるということに、意識を向けることが、スタートなのかもしれませんね。


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