3月20日。高橋由一「油絵は写真に勝る」

高橋 由一(たかはし ゆいち、文政11年2月5日(1828年3月20日) - 明治27年(1894年)7月6日)は江戸生まれの日本の洋画家。由一は本格的な油絵技法を習得し江戸後末期から明治中頃まで活躍した、日本で最初の「洋画家」といわれる。

「油絵は写真に勝る」というこの言葉は、高橋由一の大型の傑作「鮭」を見たときに納得できた。縦長の画面に縄で吊され、なかば身を欠き取られた鮭を描いた作品は西洋の模倣ではなく、日本の油絵だと話題になった。写真では表現できない迫力ある生命の「真実」が見る人の胸を打つ。

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