本日もお疲れ様です。
前回スタミナのお話をさせて頂きました。

ただ今の中学生や高校生は学校の勉強が忙しく、部活動の時間も決められていて、新たにトレーニングの時間を作るのは難しいという声を良く聞きます

そんなときに役に立つのがこれから説明させていただく
「TABATAトレーニング」です。

たった4分です。

この方法を使えば、スタミナを向上させることができます。

TABATAトレーニングは、現在立命館大学教授の田畑泉先生が開発した
トレーニング方法で、当初はスピードスケートの日本代表選手
のために考案されました。

田畑先生は科学的手法を使ってこの方法を分析し、
スタミナ向上に非常に効果的であることを明らかにしました。

TABATAトレーニングは、
20秒の全力トレーニングと
＋
10秒の休息　合計8セット

この方法を行うことで、無酸素性能力と有酸素性能力を
高めることができます。

ただし20秒間のトレーニング中には、自分が持てる力を
すべて出し切ることがとても大切になります。

トレーニング後は、立つこともできないほどの
疲労感がある程度でなければ、効果がないとされています。

TABATAトレーニングは短時間で行えるため、忙しい中学生や
高校生でも取り入れやすく、効果が高いと言われています。

TABATAトレーニングが短時間で効果が出る理由は、
従来のトレーニングとは異なるトレーニング方法を採用しているからです。

通常のトレーニングでは、無酸素性能力を向上させるために
息の上がるトレーニング、有酸素性能力を向上させるために
別々にトレーニングを行います。

しかし、TABATAトレーニングでは20秒間の無酸素運動と10秒間の休憩を繰り返すことで、両方の能力を同時に高めることができます。

このトレーニング方法によって、8セット目に最大の持久力を発揮し、
有酸素性能力を高めることができます。

つまり、短時間で無酸素・有酸素性能力を向上させることができるのです。

ぜひ試してみてください。
本日は以上です。ありがとうございました。