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「ご自愛をするほどの身やーー」ヒスイのご自愛俳句

「ご自愛をするほどの身や冬帝に」
(ごじあいをするほどのみやとうていに)

季語:冬帝(とうてい)

「冬帝」は冬をつかさどる神様の事だそうです。
ってことで、寒さや冷たさに、あえて身をゆだねるヒスイを表現してみました!!!
どうだ(笑)!


ヒスイは俳句幼稚園に入ってから、新しい季語をたくさん学びました。
他の方が作っていらっしゃる句を読んでは
「こりゃかっこいい!」とうなる季語がたくさんあって。

「冬帝」も、そのひとつです。

この季語を使った名句のひとつに 稲畑汀子(いなはたていこ)さんの作品があります。

「冬帝に心委ねて行くことに」 稲畑汀子

冬帝の季語を知り、なんとか使ってみたいと調べているうちに
ぶつかった句です。
読んですぐに、ゾクッとしました。

心をゆだねちゃうんだ、冷たく寒い冬の神様に。
このひとは、ゆだねちゃっても自分のスタンスで生きていける、という強さを確立しているんだ、と。羨望の気持ちとともに、そう思いました。


そこには りんとした厳しい姿勢を貫き通し、
わが身を、冬の厳しさに「任せる ゆだねる」という覚悟に変化させ切ってしまったような、強く強固な俳人がいたのです。

では、今のヒスイに、冬帝へ預けられるものがあるか?
じたばたと足掻かずに、しずかに冬に預けられるものはあるか? と問うた時に、するりと出てきたのが、今日の句でした。
ないのよ、まだ(笑)。そんなものは。


「ご自愛」とは、「自分を大切にすること」です。
転じて「健康にご留意くださいね」という意味になります。
自分以外の人に言う場合は、いたわりや優しさを感じさせますが、
「ご自愛」が自分に向いたときは、どうなるのか。

さんざん考えて得た答えは、
ヒスイが自分に対して「ご自愛」を使うときは
「無用な守りに入っているとき」じゃないのか、ということです。


確かに、自分を大切にすることは、とても大事です。
自分をいたわり、倖せにすることこそが生きる意味でしょう。
その過程の途中で周りに感謝し、周りに倖せをもたらすことができます。
だから「ご自愛ください」の温かみが、光るんです。

反して、ヒスイが自分に「ご自愛しようね」という時は、
「この道、ちょっと厳しいみたいだし、自分にはとうてい出来ないことだから、やめとこっか」
という甘えや、

「どうせ自分じゃできない事だから、ここで逃げちゃおう」と
背中を向けちゃう時だな、って
思いました。

あっ、これはあくまでも、ヒスイの考えなのですよ(笑)
人によっては自分に厳しすぎるようで、ヒスイのほうから
「頼むから、ちょっとはご自愛してよううう!」と、
言いたくなるほどの人もいますけど(笑)、


まあ、ヒスイが自分自身に言うときは、
「ご自愛、じゅうぶん足りてるから(笑) もう一歩、踏み込もっか!」という、攻めの姿勢を大事にしたいなと思います。


いっぽうで同居人・ケロリンに言わせると、ヒスイは時々、後ろも見ずに突っ込んでいくことがあり、
「ちっとは周りを見ろや、ゴルァ!」と思うそうですが(笑)、

まあそれは
ケロリンの意見なので、放っておきましょう(笑)。
いや、感謝してますけど(笑)。


ただ一つ言えることは、
ケロリンやnoteの皆さま、友人たちがいるからこそ、
ヒスイは後ろも見ずに突っ込んでいけるのです(笑)。
あざーっす(笑)!!!


ということで、今回のコノハナさん『ご自愛祭り』企画には、
ヒスイの自省の念を込めて、俳句(川柳かも)で参加させていただきます。
ええ、いま気が付いたでしょ、みなさま(笑)。
今日のヒスイ日記、コノハナさんの『ご自愛祭り』参加作ですのよ(笑)


「ご自愛祭り」
では
「自分への愛」をテーマに詠んだ短歌(57577)・俳句川柳(575)・都々逸((5)7775)を募集』しています!
12/18締め切りで、俳句、短歌、川柳をどなたでも、何度でも応募できます。

まだ時間に余裕がありますので、
ぜひ皆さま、ゆったりとご自分をご自愛してくださいねー!

ふだんからご自愛しまくりのヒスイは、
今回にかぎり、ちょこっとだけ、自分に厳しくしてみました(笑)


では、明日のヒスイ日記はお休みですー。
また火曜日にお会いしましょうね。

あー、寒い寒い(笑)。



ヘッダーはピクサベイからの借りものです💛


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