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楽器や絵画、スポーツなど
サクサクできる人を
「うらやましい…」と
思ったことはありませんか?

…私は、あります。

ヴァイオリンなどを颯爽と
弾きこなす人を学生の頃に見て、

さぞや修練を積んできたのだろうと
敬意を表する反面、
異性に神聖モテモテ王国だろうなと
ちょっと暗い系の
羨望の眼差しを持っていました↓

習い事。
…これは、親・保護者の意向に
かなり左右されますよね。

特に10歳未満くらいですと、
本人の決断・判断というよりは
「習わされている」ほうが強い
(心理的な誘導も含めて)。

そのある意味「強制的」な
「習わされ事」「習わせ事」
継続して、自分から行う
「習い事」に昇華していき、
自分の技として身に付けている人は
本当に素晴らしいな、と思います。

特にフィギュアスケートなんかは
見る人は「スゴイ!」の一言ですが
あの華麗な演技の裏で
何回くるくる回ったのか、
氷に悔し涙を落としたのか、
やったことのない私などには
想像すらつきません。

その反面。

「習わされ事」の域を出ずに、
嫌々やってて音符は読めますが
曲を弾けませんとか、
そろばん塾に行かされましたが
ローラースケートしてましたとか、
「何か嫌な思い出」として
記憶に残っている人も、
また多々いるのではないか。

『習い事をいつまでやらせるのか』

…この問題、境目、判断も、
非常に難しいですよね。
親・保護者も、本人にとっても。
特に、受験期などになると。

考えられるのは次の4つです。

①保護者も本人も続けたい
②保護者は続けさせたい・本人は嫌
③保護者はやめさせたい・本人続ける
④保護者も本人もやめたい

①や④なら、話は簡単です。
問題は、②や③のケース。

私は教育関連の仕事に従事していた頃、
「剣道の稽古で週三回は無理です…」
「野球の試合で土日はつぶれるんで…」
「土曜はピアノとスイミングがあって…」

など、習い事と授業とのせめぎ合いに
悩む人に、たくさん遭遇してきました。

その多くが、②か③でした。

先に結論から言うと、
「今、何が必要かの優先順位を決めよう」
「惰性なのか、本人にとって必要なのか」
それをケースバイケースで
判断するしかない
ところです。

はたから見れば
「なんでそんなこと続けるの?」
と思うことでも、
本人にとっては魂の救済
生きる糧レベルなのかもしれませんし、

レッスン料を出してくれる人に
忖度しているだけの
ただの惰性かもしれませんから。

ただ、一つ言えることは、
「ずっと続けてきた習い事の経験は
人生に深みを与える」
こと。
これもまた事実。
…大人になってからしか
実感できないことですが。

一概に「その時」不要だからと
やめる・やめさせることが
正解とも限らないのです。

※もちろん、大人になってから
始める(再開する)「習い事」もあります。

さて、読者の皆さんは、いかがですか?

習い事(習わされ事)してましたか?
子どもがいる方は、
習い事(習わせ事)させてますか?

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